1979年公開のアメリカ映画。
若かりしダイアン・レイン、名優ローレンス・オリビエなどが出演。
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あらすじ
パリ郊外のアパートに父親と住むダニエル(テロニアス・ベルナール)。
13歳の彼は記憶力と数学にかけては天才的。
そしてめちゃめちゃ映画マニア。
そんなダニエルが学校行事でベルサイユ宮殿に行った時、
同い年のアメリカ少女ローレン(ダイアン・レイン)と知り合う。
IQがお互い高すぎて少々持て余し気味の二人は
意気投合し再会を誓って別れる。
その後、再会した2人は永遠の愛を誓うためベネチアに旅立つ。
ベネチアにある「ため息の橋」の下で日没の瞬間にキスをした恋人たちは
永遠の愛を手にすることができるという<サンセット・キス>の伝説に
心を動かされたからだ。
2人のベネチア行きに協力するのが元外交官の老紳士(ローレンス・オリビエ)。
パリからベネチアへと旅するダニエルとローレン。
果たして<サンセット・キス>は実現できるのか?――という話。
感想
名匠ジョージ・ロイ・ヒル監督が手掛けた初のラブストーリー。
後に「羊たちの沈黙」などを製作したオライオン・ピクチャーズの
記念すべき第1回作品でもあった。
なんちゅうてもダイアン・レインの可愛いこと。
後に拳銃ぶっぱなすCMに出るとは思えない。
そういや日本のCMやたらと出てましたわな。
ローレンス・オリビエは御年72歳。
列車追いかけたり自転車レース出たり頑張りまくる。
心臓とまるで、あんた。
頭がよすぎて周囲から少々浮き気味の2人が
愛の伝説を信じて旅するって設定がいいですわな。
ファンタジーの良さというか。
最後、ローレンの帰国で2人は別れていく。
ローレンは「私たちは大人になってただの人になってしまう」と言い、
ダニエルは「僕たちだけは違う、愛し合ったことだって忘れない」と言う。
女は現実を見つめ、男は未来に夢を見る。
それでいいじゃないの、ねえ。