1978年に放送されたシリーズ第5弾。全26話。
三次役は松山英太郎ではなく弟の松山省二。
和田浩治演じる風間駿介の登場、
お花が遠藤真理子に変わるなどが特徴。
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あらすじと感想
主な登場人物は次の通り。
大岡忠相→加藤剛
雪絵→宇津宮雅代
榊原伊織→竹脇無我
風間駿介→和田浩治
村上源次郎→大坂志郎
辰三→高橋元太郎
大岡忠高→片岡千恵蔵
妙→加藤治子
猿の三次→松山政路
お花→遠藤真理子
徳川吉宗→山口崇
高坂千絵→山口いづみ
第1話はまいどおなじみ吉宗お忍びで出歩き面倒かけるぞ大作戦。
メインゲストは成田三樹夫さん。女スリに岡田可愛さん。
第2話はこれまたおなじみ養生所の薬すり替え病人が死ぬ話。
ありきたりな話でも江幡高志さんや高城淳一さんがいればしまって見える。
大関優子時代の佳那晃子さんがゲスト。
第3話「欲しかった思い遣り」は印象深いエピソード。
貧しい女性がやっと手に入れた金をすられてしまう。
強欲医者に診てもらえず子供は死亡。そして医者は殺されるのだが――という話。
ゲストは藤村志保さん、大門正明さん、遠藤太津朗さんなど。
第6話で女スリの岡田可愛が足を洗う。
第9話では顔が怖いぞ白木万理が登場する「大奥の陰謀」。
吉宗の命もらった大作戦が見世物小屋で展開される。
第11話は人情話「白州に哭いた母二人」。
憎たらしい役がこの上なく似合う中原早苗さん、
今そっちの役の方が似合うであろうこの頃は可愛い子役、杉田かおるさん等がゲスト。
第12話は異国話はまかせろジュディ・オングと石橋蓮司さん登場。
第15話は養生所立てこもり話。
小池朝雄、寺田農、黒部進と揃えば面白くないはずがない。
第17話「帰ってきた木鼠小僧」も結構好きなエピソード。
なんといっても脚本は加藤泰さん。よく出来てるもの。
ゲストは木村功さん、西崎みどりさん、吉行和子さんなど豪華。
第20話も人情話。忠高活躍編ともいえる。
荒井注、栗田ひろみ、河原崎建三、有吉ひとみなどがゲスト。
第25話はまたまた雪絵が誘拐される。
ゲストは江波杏子、山本麟一、井上昭文さんなど。この回も結構好き。
しかし江波杏子さんはこういうの似合うねえ。
第4部では殉職するんだけどねえ。
そして最終回はおなじみの吉宗どこ行った話。
ええかげんにせえよとも思うのだが、そうしないと話が始まらない(笑)
しかし大岡越前を最初に観た時は、
こんなに吉宗アホ将軍みたいな感じでええんかいなと思ったものだが。
伊織の妻・千春が病死したという設定になっていて
第1話で死んだ成田三樹夫さんの妹、山口いづみさんが養生所で働く。
それで惹かれあうこともあるが、死んだ妻のこともあるしみたいな。
第4部で源さんは後添えをもらったのだがそんな設定どこへやら。
それでもいいのだ面白ければ。