テレビ時代劇「大岡越前第2部」を久々に観る

1971年放送の第2部。全28話。
この第2部の第2話から松山英太郎演じる
猿(ましら)の三次がレギュラーになり、長く活躍することになる。

あらすじと感想

レギュラー陣は次の通り。
大岡忠相→加藤剛
  雪絵→宇津宮雅代
榊原伊織→竹脇無我
  千春→土田早苗
村上源次郎→大坂志郎
  辰三→高橋元太郎
大岡忠高→片岡千恵蔵
   妙→加藤治子

その他、天知茂、里見浩太朗、山口崇、
中村竹弥、志村喬、武原英子、松山英太郎、望月真理子。
まあこんなとこだ。今思えば豪華である。

第1話ではおなじみの吉宗が狙われるわけではなく越前が狙われる。
第3話はその後もたまにある外国からの使者が吉宗の命を狙う。
第4話は伊織と千春の恋愛騒動。
第5話はこれまたその後もたまにある加藤剛2役の復讐話。
第6話もたびたびある駕籠かきの目撃話。財津一郎さんがゲスト。
第7話も時々ある牢屋が燃えて時間内に戻れるかのタイムリミット話。
第8話は三次が昔の仲間にハメられ、無実を晴らすべくみんな頑張る話。
第9話は雪絵に続いて越前も誘拐される展開。
第11話は米相場の下落に関する騒動。片岡千恵蔵と近衛十四郎の競演。

第12話「まごころ」がなかなかの名作人情話。
話の展開はそう珍しいわけではないがゲストの中村玉緒、小池朝雄はさすが。
第13話は卍組VS大岡ファミリーの対決話。
第18話は辰三の失恋話。土田早苗が2役。我らが菅貫太郎先生も登場。
第19話は過去の抜け荷にまつわる仇討ち話。
第20話は旗本の若様が誘拐される話。
第21話は開国をめぐり吉宗VS伊織の展開。
第22話は欠番扱い。宗教団体に抗議されたらしい。
第23話は雪絵の懐妊がわかる話。笠置シズ子がゲスト。
第24話はお世継ぎ騒動。成田三樹夫さんがゲスト。
第25話「おとし穴」も好きな一編。
心ならずも自分が利用されてたと知り、
それでも女を救いたくて手引きし自害する同心が哀れ。
ゲストも渋く島田順司、野川由美子、今井健二さんら。

最終回では伊織と千春が祝言を挙げ、長崎へ旅立つ。
なんやかんやでこの最終回が一番のハイライトかな。

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