1983年出版の作品。
同年にザ・サスペンスでテレビドラマ化。
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あらすじ
網走刑務所で刑期を終えた元刑事の橋本。
刑務所内で自分をかばった傷がもとで死亡した仲間の遺品を届けに宮崎へ向かう。
しかし、寝台特急「富士」には彼を襲う危険な罠が。
遺品の中にある手帳には何が隠されているのか?
感想
「北帰行殺人事件」のその後の話。
期待した割には「?」という感じの作品。
なんでそうなるかといえば、設定の共感の無さ。
それでいいのかオイオイ状態である。
前半はいいんだけど、進むにつれしらけてくる感じがある。
映像化作品では手帳の中身に関することが異なる。
橋本元刑事を演じているのは近藤正臣。
彼を助ける新聞記者は原田美枝子。
なかなか豪華。
十津川警部が若林豪、亀井刑事が坂上二郎。
短命に終わったシリーズだけど逆に今観てみたい気がする。