光文社時代小説文庫木枯し紋次郎第7弾。
表題作のほか、「唄を数えた鳴神峠」
「霧雨に二度哭いた」「四度渡った泪橋」の計4編を収録。
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「唄を数えた鳴神峠」は紋次郎最大のピンチの話。
他人の話を信じない紋次郎が狂女の言葉を信じ騙される展開。
追っ手は24人。紋次郎はこの危機を乗り越えられるのか――という話。
ここで連載はひとまず終わり、次の作品から復活することに。
それが表題作の「木枯しは三度吹く」。
登場の仕方と殺陣のアイデアが凝っている作品。
「霧雨に二度哭いた」はフジからテレビ東京に移って制作された
新・テレビシリーズ第1話の原作。
ゲストは萩尾みどり、目黒祐樹、今井健二など。
こういうどんでん返しは結構好み。
「四度渡った泪橋」は新・テレビシリーズ第7話の原作。
監督は中村敦夫。以前にもあったな、そんな話。
これはミステリ的にはバレバレなところがあるけど、
まあ女性不信全開の話で結構共感するところはある(笑)
ゲストは三浦真弓、土屋嘉男など。