1979年刊行のバイオレンス・アクション。
今回もまた伝説を絡めながらの凄まじい内容が炸裂。
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あらすじ
二人の女子学生が突然の失踪。
場所は北アルプス山中と判明し、
失踪した女子学生の姉から捜索依頼を
私立探偵の村雨はこころよく引き受けた。
村雨は姉と共に謎が渦巻く笹生村へ向かう。
聞き込みをする中、村には奇祭があるという。
女子学生の行方を捜す二人に、
旅館では布団にマムシが置かれるなどの妨害が。
交番の巡査に訴えても逆切れされる中、
二人は囚われの身となってしまい、
姉は奴隷として飼われ、村雨は水も食べ物も与えられず。
隙を付いて辛くも脱出した村雨は復讐の鬼と化し、
単身村に戦いを挑むが、銃弾の雨が村雨を襲う――という展開。
感想
とにかく「行く道いったんで、ゴラァ!」的展開が魅力。
目には目を歯には歯を、無法には無法を。
元弁護士で、気鋭の弁護士として活躍するも
妻の浮気相手の両腕をへし折り資格をはく奪された村雨。
こういう設定がだんだん生きてくるのよね。
元弁護士というよりレンジャー部隊ですかアンタは、
という気がしてしょうがないのだが(笑)
しかし、こんなふざけた村あるかもわからんね。
これと同様かどうかはともかく、
表に出てない風習や因習をはらんでる場所はあるわな。
村八分とかね。あんなの恥さらしと思わんのかね。
刺激になった作品。