1982年放送の大河ドラマ第20弾。原作は堺屋太一、赤穂事件を題材にしたもの。赤穂事件を現代の企業倒産に見立てた内容だけに忠臣蔵的要素は薄く、一種のサラリーマンドラマとなっている。リアルタイムで観てたんだよねえ、音楽すごく覚えてるもの。あらすじと感想主要キャストは以下の通り。大石内蔵助……昼行燈から時々梅安なみの表情を見せる緒形拳。石野七郎次……マツケンサンバはまだ歌っていない松平健。竹島素良……
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1981年1月2日テレ朝系列で放送。必殺シリーズ初のスペシャル番組だった。監督は工藤栄一、ゲストはフランキー堺、京マチ子など。あらすじ家にいたくないため元旦の留守番役をかって出た中村主水(藤田まこと)だったが、何者かに一服盛られ連れ去られる。目を覚ました主水は市三(中条きよし)から徳川御三家の家老殺しを依頼される。裏の仕事をばらされたくない主水はしぶしぶ引き受けるが、依頼の裏には更なる謀略が張り巡
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1961年公開のニュー東映映画。深作欣二監督のデビュー作。出演は映画初主演の千葉真一、曽根晴美など。あらすじ赤岩岳でセスナ機が墜落。操縦士と開発会社社長が死亡と報じられるが、操縦士の妹・美佐子(北原しげみ)は兄の死に疑問を抱く。美佐子は現場付近の上田牧場を訪れる。その途中、乱暴者に襲われるがそこに現れたのが開発会社が雇った風来坊探偵・西園寺五郎(千葉真一)。セリフが棒読みだろうがなんだろうが悪者を
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1975年放送の大河ドラマ。シリーズ第13弾にあたる本作。原作は南條範夫の「元禄太平記」。忠臣蔵を柳沢吉保の視点から描いた画期的作品。主要人物は次の通り。柳沢吉保(保明)……本名が兵吉だから「へいちゃん」石坂浩二。大石内蔵助……文学座の偉いさん、江守徹。大石りく……名付け親は谷崎潤一郎、岡田茉莉子。浅野内匠頭……まだ眠狂四郎はやってない片岡孝夫。阿久里……紫頭巾ではない松坂慶子。大石主税……後に忠
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1994年5月3日放送の火サス。主演が桃井かおりから鷲尾いさ子に変わった第1弾。初期シリーズとの違いは霞家に子どもがいないこと。一番長く続いたヒット作となった。あらすじデパートの女オーナーが殺害された。死体が発見された車からはブラウン色の髪の毛が。横浜地方検察庁の検事・霞夕子(鷲尾いさ子)は捜査を進めるが、容疑者は外交官特権を生かし帰国の途に。夕子はオーナーの夫でデパート役員の綾瀬伸之(寺田農)に
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1977年7月2日テレビ朝日で放送。土曜ワイド劇場の記念すべき第1回目だった。出演は渥美清、高橋洋子、小林桂樹、市原悦子など。あらすじ大分県日田市の万年ヒラ刑事・杉山(渥美清)。ある日、テレビでボクシングを観ていたら長年追ってきた殺人犯・国崎(小林桂樹)を見つける。5日間の出張を許可された杉山は、女刑事(高橋洋子)とコンビを組んで国崎を追う。元は炭鉱夫だった国崎は、過去を隠して財界の黒幕に成りあが
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1978年10月12日テレビ朝日で放送。いわゆる西山事件がモデル。原作は澤地久枝の同名ノンフィクション。出演は北村和夫、吉行和子、大空真弓など。あらすじ毎朝新聞記者の石山(北村和夫)は、沖縄返還の取材のために外務省へと配置転換に。かつて関わった人たちが重要なポストを占め、石山は旧知の間柄を活かし情報を得ようとするがガードは固い。そうこうするうちに事務官の絹子(吉行和子)と親しくなり、彼女から情報を
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1980年10月に全5回で放送。赤かぶ検事シリーズ第1弾。原作は乱歩賞作家・和久峻三。好評を博し、その後長くシリーズ化された。あらすじ舞台は原作通り岐阜検察庁高山支部。朝市の風景などがふんだんに盛り込まれ、風情を感じる。主要メンバーは以下の通り。柊茂(赤かぶ検事)……喜劇だけじゃないぞフランキー堺。柊春子……こう見えても元ダンサー春川ますみ。榊田警部補……今じゃボロクソ言われる知事・森田健作。柊葉
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1954年製作の西部劇。主演はゲーリー・クーパーとバート・ランカスター。監督はロバート・アルドリッチ。あらすじ舞台は革命騒ぎに揺れるメキシコ。ベン(ゲーリー・クーパー)は元南軍兵士、ジョー(バート・ランカスター)は殺し屋。ともにメキシコで一旗あげたいとやってきたアメリカ人。二人はとにかく稼ぐために手を結び、首尾よく皇帝に雇われることに。ヴェラクルスに向けて旅立つ伯爵夫人の警護役に任ぜられるのだが―
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1959年公開の新東宝映画。監督は石井輝男、主演は宇津井健、三ツ矢歌子など。あらすじ舞台は第二次世界大戦後の中国・長春。軍医の吉成(宇津井健)は救護所にやってきた。そこには先に従軍看護婦たちが来ており、恋仲だった秀子(三ツ矢歌子)もその一人だった。ある日、違う救護所に看護婦5名が派遣されていく。次いで、第2派遣隊の要請が来るのだが、送り出された秀子たちが見たものは、看護婦を慰安婦代わりにしているソ
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