今井正監督「どっこい生きてる」を久々に観る

1951年公開の独立プロ映画。レッドパージで会社を追われた映画人たちが作り上げたど根性作品。監督は今井正、当時の前進座メンバー、飯田蝶子、木村功などが出演。あらすじ戦後間もない日本には失業者があふれていた。夜明け前には職安に長蛇の列ができ、その日暮らしが激化。仕事にあぶれた毛利(河原崎長十郎)が家に戻ると、大家から立ち退きの通告が。仕方なく妻と子供を田舎に帰し、毛利は簡易宿泊所に泊まることに。よう
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石ノ森章太郎原作ドラマ「がんばれ!レッドビッキーズ」を久々に観る

1978年にテレビ朝日系列で放送された連続テレビドラマ。原作は石ノ森章太郎。当時「てれびくん」に連載されてた。主演はアイドル歌手だった林寛子。父親役は柳生博、母親役は高田敏江だった。あらすじ桜ヶ丘高校2年生の江咲令子(林寛子)。野球部のマネージャーを務める彼女は野球大好きで知識と理論では男子に負けないが、女性のためベンチ入りもできないなど冷遇されている。それに反発した令子は少年野球の監督になること
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名作サスペンス映画「カサンドラ・クロス」を久々に観る

1976年公開の名作サスペンス映画。イタリア・イギリス・西ドイツ合作で製作。出演はソフィア・ローレン、リチャード・ハリス、バート・ランカスター、マーティン・シーン、OJシンプソンと豪華。音楽はジェリー・ゴールドスミスとこれまた豪華な布陣となった。あらすじスイス・ジュネーブの国際保健機構が数名の過激派ゲリラに襲われた。銃撃戦の中、ゲリラの一人が開発中の細菌兵器の培養液を浴びてしまう。ゲリラは逃亡し、
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マカロニウエスタン・映画「夕陽のガンマン」を久々に観る

1965年公開のマカロニウエスタン。監督はもちろんセルジオ・レオーネ。前作「荒野の用心棒」の大ヒットに続けとばかり製作。クリント・イーストウッドにリー・ヴァン・クリーフ、クラウス・キンスキーと役者もそろっている。音楽はこれまた当然エンニオ・モリコーネ。あらすじ賞金稼ぎの「名無し」(クリント・イーストウッド)。名前ぐらいつけたれやと思うのだが、それでは謎めきませんわな。そして殺人犯インディオを追って
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マカロニウエスタン・映画「ミスター・ノーボディ」を観る

1973年公開のマカロニウエスタン。後期マカロニウエスタンを代表する作品。代表していいかどうかはあなた次第だが(笑)製作は毎度おなじみセルジオ・レオーネ。監督はトニーノ・ヴァレリ。主演はヘンリー・フォンダ!とテレンス・ヒル。あらすじ初老の早打ちガンマン、ボーレガード(ヘンリー・フォンダ)。ええかげんこの家業から足を洗って静かに余生を過ごしたいと願っていた。ところが、周囲はボーレガードを倒して名を挙
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今井正監督・東映映画「米」を久々に観る

1957年公開の東映映画。キネマ旬報ベストテン第1位に輝いた。望月優子、加藤嘉、江原真二郎、中原ひとみ、木村功、中村雅子らが出演。あらすじ田植えを祝う村祭りで賑わう霞ヶ浦近くの農村。田村次男(江原真二郎)は家の田植えを手伝う青年。しかし、兄・栄吉(南原伸二=南原宏治)からは定職に就く気がないならいっそ自衛隊に行かんかいと言われる始末。次男はその自衛隊帰りの仙吉(木村功)たちと対岸に渡り遊びまわる。
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名探偵ポワロ20「スタイルズ荘の怪事件」を久々に観る

1990年制作の名探偵ポワロシリーズ第20弾。原作はクリスティの処女作でありポワロ初登場作品なのだが(笑)ちょうど生誕100周年だったのでそれを記念したスペシャル版。あらすじ第一次世界大戦中に負傷してイギリスに戻ったヘイスティングス。旧友ジョンの誘いでスタイルズ荘に滞在することに。ところが、屋敷では主のイングルソープ夫人と旦那を巡って不穏な状態が続いていた。落ち着けるかいなこんなところでと思ってい
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笹沢左保原作・菅原文太主演映画「木枯し紋次郎」を久々に観る

1972年公開の東映時代劇映画。監督は中島貞夫、主演は初時代劇の菅原文太。伊吹吾郎、渡瀬恒彦、小池朝雄、江波杏子などが出演。あらすじ上州無宿の紋次郎(菅原文太)。兄弟分の左文治(小池朝雄)の一家に身を寄せた時、左文治がお夕(江波杏子)を犯そうとした仙松を斬ってしまう。左文治が病床の母を思う気持ちを聞いて紋次郎は身代わりになることに。三宅島で過酷な労働に従事する紋次郎。島抜けを計画している男女と知り
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中島貞夫監督・東映実録映画「沖縄やくざ戦争」を久々に観る

1976年公開の東映やくざ映画。主演は松方弘樹と千葉真一、監督は中島貞夫。渡瀬恒彦、新藤恵美、矢吹次朗、尾藤イサオ、室田日出男、梅宮辰夫、成田三樹夫、地井武男など錚々たるメンバーが出演。あらすじ舞台は本土復帰を間近に控えた昭和46年12月。本土からの暴力団を阻止するべく大同団結に向かう沖縄のやくざ社会。対立関係を乗り越え大城(織本順吉)派と国頭(千葉真一)派が合体し「沖縄連合琉盛会」が結成された。
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眠狂四郎シリーズ5・映画「眠狂四郎炎情剣」を観る

1965年公開の大映時代劇映画。眠狂四郎シリーズ第5弾。監督は「必殺」シリーズ初期を支えた三隈研次。主演は市川雷蔵、中村玉緒、安部徹、西村晃、中原早苗などが出演。あらすじある日、仇討ちの助けをした眠狂四郎(市川雷蔵)。斬られた男は「助太刀はお主の恥」と言い残して死んでいった。助太刀の報酬はぬい(中村玉緒)の身体。さすが「女を犯すことには慣れている男」狂四郎。自分でいうかね、アンタ。そんなことがあり
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