名作日本映画・矢口史靖監督「スウィングガールズ」を久々に観る

2004年公開の日本映画。「女子高生のビッグバンドジャズ」という斬新な設定、東北の美しい四季を織り交ぜた心から楽しめるストーリーと上野樹里はじめ瑞々しい演技が爽やかな感動を呼び大ヒットした。あらすじどこにでもいそうな女子高生たち。ある日、食中毒になった吹奏楽部のために補修サボり組の13人とギターとベースしかできない3人が集まった。吹奏楽部の生き残りである男子とともにビッグジャズの猛特訓。やっとこさ
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今井正監督「また逢う日まで」を久々に観る

1950年の東宝映画。監督は今井正、脚本は水木洋子のゴールデンコンビ。キネマ旬報ベストテン第1位を獲得。主演は岡田英次と久我美子。ガラス越しのキスシーンが話題になった。あらすじ時は第二次世界大戦末期。空襲下で出会った田島三郎(岡田英次)と小野蛍子(久我美子)。三郎は学生、蛍子は画家の卵だった。必死に自分たちの小さな幸せを守ろうとする二人。しかし、戦時下の状況はそんなことは許してくれない。三郎は蛍子
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山本薩夫監督・山崎豊子原作映画「華麗なる一族」を久々に観る

1974年公開の日本映画。金融界の聖域である銀行、背後で暗躍する政財界の黒い欲望を暴いた社会派映画。レッドパージで撮影所を追われた山本監督が、25年ぶりに東宝撮影所に復帰し手掛けた大作。あらすじ志摩半島を一望できる観光ホテルのダイニング・ルーム。華やかな正月を迎える人々の中でもひと際輝く人たちがいた。関西の財界にこの人ありと知られた阪神銀行頭取、万俵大介(佐分利信)とその家族たちである。金融再編成
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傑作アクション映画「桜の代紋」を観る

1973年公開の日本映画。製作は勝プロダクション、配給は東宝。主演は若山富三郎、監督は三隅研次。あらすじ大組織の暴力団西神会は岩国基地から150丁の拳銃を仕入れる。ところが帰り道、警官2名に見とがめられ射殺して轢き殺す。刑事の奥村(若山富三郎)と加藤(関口宏)は若頭の杉山(石橋蓮司)を追う。奥村から捜査協力を依頼された地元のやくざ橋田組の組員が杉山を発見。しかし、あえなく射殺され怒りに燃えた橋田組
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市川崑監督・映画「東京オリンピック」を観る

1965年公開の東宝映画。「芸術か記録か」という論争を引き起こした映画として知られる。最終的な制作費は当時の金で3億を超えた。最初に話が来たのは黒澤明らしい。予算の関係で断ったそうだがもし引き受けていたらどんな映画になったのやら。今日の五輪後にやるようなスポーツダイジェストをイメージするとあれ?という感じになる。なんせアスリートの表情とかをひたすらとらえていたりするから。現代のスポーツニュースとか
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実話を基にした映画「星になった少年」を久々に観る

2005年の日本映画。原作は日本で初めてのゾウ使いだった坂本哲夢のことを母が綴った「ちび象ランディと星になった少年」。あらすじと感想主演は前年映画初出演「誰も知らない」でカンヌで賞を獲った柳楽優弥。今は大河ドラマやってますな。母親役は常盤貴子。当時母親役は新鮮だった。作品をきちんと選んで出てる姿勢に好感が持てる。父親役は高橋克実。似合う。主人公の彼女が今をときめく蒼井優。すでに「高校教師(2回目の
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このミス大賞・映画「チーム・バチスタの栄光」を久々に観る

2008年の日本映画。第4回「このミステリーがすごい!」で大賞を受賞した現役医師・海堂尊の原作を映画化。原作と大きく違うところはなんちゅうても主人公の田口が男ではなく女だということ。演じたのは竹内結子。 舞台は東城大学医学部付属病院。成功率60%といわれる心臓手術「バチスタ手術」の専門集団「チーム・バチスタ」は26回連続手術成功という奇跡的な記録を成し遂げていた。しかし、突如3例続けて術中死が発生
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山崎豊子原作・山本薩夫監督映画「不毛地帯」を久々に観る

1976年公開の日本映画。原作はいわずと知れた山崎豊子。当時まだ第3部以降はサンデー毎日に連載中だった。あらすじと感想シベリア抑留11年、飢えと拷問の監獄、それに続く過酷な収容所の中を生き抜いた元大本営参謀の壱岐正が、日本に帰って来た後の第二の人生は好まざるも商社に入り日本の経済復興に尽くすべく2次防の主力戦闘機、ラッキード、グラントの熾烈な商戦に巻き込まれていく。「不毛地帯」とはよく言ったもので
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