1969年公開の東映映画。主演は鶴田浩二。菅原文太、若山富三郎らが出演。あらすじ浜中組の代貸である塚本(鶴田浩二)。彼は8年の刑を終えてシャバに帰ってきた。浜中組は神戸に本拠を置く淡野組とタッグを組み、横浜の桜田組と組んでいる関東連合会と敵対関係。シャバに戻ってきた塚本はきっぱり足を洗うつもりだったが、親分(水島道太郎)が殺されたとあってはそうもいかない。仕方なく跡目を継ぐ塚本だが、抗争に巻き込ま
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1981年公開の東映映画。もっともプロデュースは角川春樹氏だった。原作は山田風太郎「おぼろ忍法帖」。主演は沢田研二、2003年にはリメイクが作られた。あらすじ時は寛永15年。たくさんの死者が出て幕府に鎮圧された島原の乱。戦いの中で殺された天草四郎時貞(沢田研二)だったが雷鳴と共に蘇えり幕府に復讐を誓う。四郎は細川ガラシャ夫人(佳那晃子)、宮本武蔵(緒形拳)、槍の使い手・宝蔵院胤舜(室田日出男)、忍
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1979年公開の東映映画。出演は菅原文太、鶴田浩二、梅宮辰夫などおなじみの面々+舟木一夫や夏純子など今観ると豪華。でもおなじみの皆さんはどちらかといえば脇役で、メインになるのはアナーキーなチンピラ集団だけど。あらすじと感想ま、一言でいえば暗い。アナーキーインUKならぬアナーキーイン浅草。そもそもドン襲撃事件を時間がそんなに空いてない中でやろうとする発想がまずとんでもない。さすがに現代ものとしてはで
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1976年公開の東映映画。主演は菅原文太、和田浩治・松原智恵子の日活コンビ。柳の下にドジョウとばかりにシリーズがひたすら伸びたが、さすがにこれで打ち止めとなった。後に「仁義なき戦い」を冠した作品も複数あるが、実質これが最後の作品と言えるだろう。あらすじ九州で勃発した暴力団の抗争事件。抗争の中で悩む若衆頭の野崎(菅原文太)。なぜなら抗争相手の中に妻・麻美(松原智恵子)の兄・中道(和田浩治)がいたから
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1976年公開の東映映画。主演は人気絶頂の菅原文太。相棒が中山仁、ケーシー高峰という意外性。他に倍賞美津子、伴淳三郎らが出演。主題歌は美空ひばり「ある女の詩」あらすじ昭和30年代前半、銀座を舞台に暴れまわるバカ政(菅原文太)、ホラ政(中山仁)、トッパ政(ケーシー高峰)。この3人がひょんなことから知り合い組を結成。しかし、それを良しとしない他の組から包囲網を敷かれ、抜き差しならない状態に置かれていく
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1972年公開の東映映画。人斬り与太シリーズ第2弾。といっても前作とこれしかないのだが。菅原文太、田中邦衛、三谷昇の三人。怖い。前作に負けず劣らずド迫力のバイオレンス。あらすじ対立する組の会長を刺し殺して6年の刑期を務めシャバに戻ってきた権藤(菅原文太)。組に戻り組長(内田朝雄)と代貸(室田日出男)に挨拶し、昔一緒に殴り込みをかけた大野(田中邦衛)と再会する。そこで大野から納得のいかない条件で敵対
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1965年公開の東映映画。松川裁判で実際にあったエピソードを映画化している。喜劇面での才能を開花させた山本薩夫監督の代表作の一つ。あらすじ破蔵師として抜群の腕を持つ林田義助(三国連太郎)。狙いをつけた家を調べあげ、土蔵に穴をあけて品物を奪い、盗品買いに売って現金を手に入れるわけだ。もともとこんな仕事をするつもりはなく死んだ父の後を継いで歯科医になったのだが戦争で薬が手に入らず廃業し、仕方なくこの仕
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1976年夏公開のトラック野郎シリーズ第3弾。マドンナは島田陽子、特別ゲストは都はるみ。ライバル「カムチャッカ」は梅宮辰夫。今話題の上沼恵美子(当時、海原千里・万里)も出ている。あらすじ今度の舞台は北海道。フェリーを待つ間、ジョナサン家に立ち寄る桃次郎(菅原文太)。ところが、ジョナサン(愛川欣也)は君江(春川ますみ)から分譲住宅のチラシを見せられ狭くなってきたから引っ越しをせがまれ、桃次郎はトルコ
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1975年公開のトラック野郎シリーズ第2弾。ヒロインは「みずいろの手紙」あべ静江。年末に封切られ、興行収入は約15憶円と大ヒットした。あらすじ修学旅行のバスに揺られ、教師(研ナオコ)と女学生が合唱中。そこに茶々を入れるのが桃次郎(菅原文太)とジョナサン(愛川欣也)。拡声器で細川たかし「心のこり」を熱唱し、物語は始まっていく。帰京した桃次郎はスーツを着てお見合い写真撮影。かたやジョナサンは家庭で一家
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1975年公開の東映映画。記念すべきトラック野郎シリーズ第1弾。あらすじ豪放無頼なトラック野郎の星桃次郎(菅原文太)。通称「一番星」と呼ばれる彼は、今日も相棒の「やもめのジョナサン」こと松下金造(愛川欽也)と街道をひた走る。九州から流れてきた男勝りのお京(夏純子)に惚れる桃次郎。しかし、惚れた相手になかなか自分の思いを打ち明けられない。挙句にはチンピラと乱闘し、警察に引っ張られる始末。そんなある日
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