1976年公開の東映やくざ映画。主演は松方弘樹と千葉真一、監督は中島貞夫。渡瀬恒彦、新藤恵美、矢吹次朗、尾藤イサオ、室田日出男、梅宮辰夫、成田三樹夫、地井武男など錚々たるメンバーが出演。あらすじ舞台は本土復帰を間近に控えた昭和46年12月。本土からの暴力団を阻止するべく大同団結に向かう沖縄のやくざ社会。対立関係を乗り越え大城(織本順吉)派と国頭(千葉真一)派が合体し「沖縄連合琉盛会」が結成された。
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1969年公開の東映仁侠映画。名シーン満載の緋牡丹博徒シリーズ第3弾。主演はもちろん藤純子。高倉健、若山富三郎、待田京介、清川虹子、嵐寛寿郎、小池朝雄、天津敏、藤山寛美、内田朝雄など揃い踏み。珍しく善玉の山本麟一、汐路章も見逃せない。あらすじ舞台は明治中頃の名古屋。お竜(藤純子)は列車に轢かれかけた盲目の少女を助け、杉山貞次郎(嵐寛寿郎)率いる西之丸一家に挨拶に。ところが、お竜の偽物がイカサマの旅
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1965年公開の東映映画。前作「網走番外地」のヒットを受け、急遽製作された第2弾。第1弾からの公開がわずか3ヶ月しか空いていない。なかなか現代では考えられませんな。主演はもちろん高倉健、監督は石井輝男。瑳峨三智子、アイ・ジョージ、田中邦衛、中谷一郎らが出演。あらすじ函館から青函連絡船に乗った橘(高倉健)。ところが、ダイヤ強奪及び修道尼殺しの容疑までかけられてしまう。一緒に船に乗っていたのは大槻(ア
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1975年公開の東映映画。監督は石井輝男、主演は高倉健。2人のコンビ最終作。他に菅原文太、木の実ナナ、田中邦衛、小池朝雄などが出演。あらすじ網走刑務所を脱走した7人の侍ならぬ囚人たち。すったもんだの挙句、生き残ったのは梢(高倉健)と国岩(菅原文太)だけ。そもそも梢は剛田(田中邦衛)に誘われて銀行強盗に参加したのだが、警備員を殺害しただけでなく自分だけアリバイを作り、すべての罪を自分に着せた剛田に復
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1974年公開の東映映画。主演は千葉真一、監督は石井輝男。ブルース・リーに始まる空手映画の大ヒットを受けての企画。他のシリーズと違い、随所にマンガチックというかコメディタッチなのが独特。あらすじ甲賀忍者宗家のもとで生まれ、幼き頃から特訓を積み重ねてきた甲賀竜一(千葉真一)。現在は火の車の探偵事務所を経営する彼は、麻薬撲滅に執念を燃やす元警視総監・嵐山(池部良)に雇われる。他のメンバーは嵐山の元部下
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1972年公開の東映仁侠映画。主演は江波杏子、監督は加藤泰。松方弘樹、天知茂、遠藤辰雄などが出演。あらすじ雨の降りしきる淋しい商店街。一人の女が相手の素性を確かめ刺殺する。女の名はお藤(江波杏子)。一年前に罠にはまって殺された巽(松方弘樹)の女房だ。巽は病気で身を引こうとしていた堀川一家の伊之助(水島道太郎)から二代目に指名されたがそれを良しとしない兄貴分の森戸(渡辺文雄)や堀川の縄張りを狙う大田
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1965年公開の東映映画。監督は石井輝男、主演は高倉健。同名の主題歌、映画も大ヒットしシリーズ化されることに。あらすじ傷害で3年の実刑を食らい、網走に到着した橘(高倉健)。同じ新入りの囚人には権田(南原宏治)、初老の阿久田(嵐寛寿郎)らがいた。橘たちが入った雑居房のボスが依田(安部徹)。八人斬りの鬼寅の兄貴分と称する依田にへつらう権田と反抗する橘。問題を起こし懲罰房行きを繰り返す橘に保護司の妻木(
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1973年12月公開の東映映画。梶芽衣子主演の女囚さそりシリーズ第4弾にして最終作。監督は伊藤俊也から日活アクションを支えた長谷部安春に交代。出演は梶芽衣子、田村正和、細川俊之、またおんのか渡辺やよいなど。あらすじ刑務所を脱走し逃亡を続けている松島ナミ(梶芽衣子)。ところが、鬼警部・児玉(細川俊之)によって逮捕される。そんなことでめげるわけがないナミは護送中に警官のスキをついて運転手を襲う。電柱に
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1988年公開の東映映画。与謝野晶子、有島武郎、大杉栄、伊藤野枝など大正時代を描いた群像劇。出演は吉永小百合、松田優作、緒形拳、池上季実子、松坂慶子など豪華。あらすじ時は大正12年。歌人である与謝野晶子(吉永小百合)は、歌の師匠でもある与謝野鉄幹(緒形拳)と結婚していた。若き日に親兄弟を捨てて鉄幹と結ばれた晶子も今では39歳となり、11人もの子供を抱えて暮らしていた。ところが、鉄幹のうつ病がひどく
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1973年公開の女囚さそりシリーズ第3弾。主演はもちろん梶芽衣子。成田三樹夫、李礼仙、渡辺やよい、南原宏治などが出演。あらすじ脱獄したナミ(梶芽衣子)だったが地下鉄で見つけられてしまう。しかし、ナミは一人の刑事をドスで殺し手錠をうった権藤刑事(成田三樹夫)の右腕をブチ切り行方をくらます。夜の墓場でブチ切った右腕を食らうナミを見つめる女がいた。その若い女・ユキ(渡辺やよい)は病気の兄を養うため売春し
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