1974年公開の東映映画。主演は渡瀬恒彦、梶芽衣子のコンビ。監督は中島貞夫。タイトルはジーンズブルースだが、登場人物誰もジーンズはいてない(笑)さすが東映。他の映画会社ではマネできない。あらすじと感想主題歌は梶芽衣子「ジーンズぶるうす」。何でひらがなやねん(笑)それはさておき内容はといえば要は日本版ボニー&クライドですな。マンションの一室で売春のチーママみたいなことをやってる聖子(梶芽衣子)がオー
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1966年公開の東映映画。任侠映画が大ヒットしている時代にある意味アンチテーゼといえるチンピラを主人公にした映画。あらすじと感想監督・脚本は中島貞夫。出演は松方弘樹のほか、天知茂、高松英郎、三島ゆり子、ケン・サンダース、荒木一郎、近藤正臣、宮園純子など。今日からみれば結構豪華な面々が揃っている。冒頭からチンピラ感満載。京都駅の表で松方弘樹が叫ぶ。「金閣寺方面、どないだ」要は白タクである。ま、このよ
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1976年公開の東映映画。「ウィークエンダー」のパクリとしか思えない出だしで悲惨な事件が紹介されていく。もちろん語り手は泉ピン子。まずリポーター泉ピン子が紹介する事件とは……舞台は福岡県行橋市。髭を剃られながら西本(室田日出男)は理髪店の女店主のケツを触りまくる。しかし、これが結構な代償となってしまう。女店主に借金を申し込まれたのだ。さあどうしよとなり、結局強盗殺人。血まみれのお金を彼女に渡す西本
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1973年公開の東映映画。出演は杉本美樹、渡瀬恒彦、金子信雄など。あらすじオープニングから杉本美樹が追いかけられてる。結局捕まるのだがなんせ脱走歴7回だったりする。叶優子とともに逆戻りする羽目になるのだが相変わらず顔が怖いぞ今井健二教官に「連帯責任じゃボケェ!」てなもんで生徒全員5日間メシ減らされる。そりゃ反感かいますわな。学院長・金子信雄と主任教官・室田日出男。まあいろんな役ようやるわ。もちろん
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1974年公開の東映映画。原作は篠原とおるの「リイドコミック」連載劇画。あらすじと感想全編お色気ハードアクションって感じのお話。杉本美樹演じる女刑事・零はクールさ満点。冒頭から迷宮入りにされかけた友人殺しの犯人を罠にかけモーテルでぶち殺す。相手は変態外交官。なんとまあアナーキーな。せっかく上層部の意向でうやむやになりかけた事件を内容どうあれ解決した零は留置所にぶち込まれるがそこにはかつて零が捕まえ
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1971年公開の東映映画。監督は中島貞夫、脚本は高田宏治という後のゴールデンコンビ。出演は菅原文太、川地民夫、佐藤友美、安藤昇など。あらすじと感想懲役太郎というのは娑婆と刑務所を行ったり来たりする人を指す言葉。大映の「悪名」シリーズとはまた違った魅力がある作品。これがシリーズ第1作なんだよねえ。ダボシャツ&黒下駄が似合う菅原文太、通称ゴロ政と川地民夫の通称不死身の勝のコンビが新開地で暴れまわる話。
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1967年公開の東映任侠映画。それまで5作を「将軍」山下耕作監督がしていたのを中島貞夫監督が引き継いだ「兄弟仁義」シリーズ第6弾。あらすじと感想北島三郎、鶴田浩二、村田英雄という組み合わせ。任侠映画全盛期の時代ですな。粗製乱造という見方もできるが、それだけ連打できる体力が撮影所にあったわけだからある意味今よりはマシ。若かりし近藤正臣が遊女を足抜けさせるわけだが、それを追ってサブちゃんが佐渡へ渡る展
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1983年公開の角川映画。東映が配給。原作・脚本は鎌田敏夫、監督は深作欣二。出演は薬師丸ひろ子、真田広之など。あらすじある日突然、館山城を黒装束の騎馬侍が襲撃。城主以下皆殺しにして城を奪った目黒祐樹は、母の夏木マリとともに悪霊に仕えることで妖怪として蘇り復讐に来たのだ。彼らはたった一人生き残った薬師丸ひろ子の生き血を悪霊に捧げるべくその行方を血眼になって探す。逃げまくる薬師丸ひろ子は道中で真田広之
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1972年公開の東映映画。図式抜きの暴力を前面に押し出した作風が今なお衝撃的な作品。あらすじ滝川組の組員を斬って刑務所入りした愚連隊の沖田(菅原文太)。5年後出所して川崎に戻ってみると、その滝川組と新興勢力の矢頭組が勢力を二分していた。沖田はかつての愚連隊の仲間である安夫(地井武男)、鉄男(小林稔侍)、そして一匹狼の木崎(小池朝雄)たちと2大勢力を相手に勝負を挑む。矢頭(安藤昇)は彼らを傘下に置こ
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1975年の東映映画。救いどころのない凄惨な内容が話題に。主演は病気から復帰1作目の渡哲也、監督は深作欣二。あらすじ舞台は昭和21年の新宿。新宿河田組の石川力夫(渡哲也)は仲間とともに三国人の賭場を襲い金を巻き上げる。逃げる途中に石川は留守番中の地恵子(多岐川裕美)を犯す。石川は縄張りを荒す池袋親和会とトラブルになるも、野津組組長(安藤昇)の仲介で事なきを得る。ところが石川は腹いせに野津の自家用車
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