金田一耕助シリーズ1「本陣殺人事件」を観る

好評を博した横溝正史シリーズから約5年後、当時あった「ザ・サスペンス」枠で再び金田一耕助シリーズが開始。その第一弾として選ばれたのが「本陣殺人事件」。原作において金田一耕助の記念すべき初登場作品である。あらすじ岡山県の旧本陣の末裔である一柳家で長男・賢蔵と久保克子の婚礼が執り行われた。しかしその夜、悲鳴と激しい琴の音が響き渡る。一同がかけつけてみると夫婦の寝室である離れには無残に変わり果てた賢蔵と
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横溝正史原作映画「犬神家の一族」(1976年版)を久々に観る

言わずと知れた角川映画の記念すべき第一弾。洋画と邦画の興行が逆転して一年後の1976年、東宝系で公開され大ヒットを記録し横溝正史ブームに。日本初のメディアミックス作品といっても過言ではない。あらすじ信州の大富豪、犬神財閥の創設者・犬神佐兵衛が亡くなった。それぞれ実母が異なる佐兵衛の三人娘、松子・竹子・梅子とその夫と息子ら全員がそろった後遺言状が公開されることになっていた。金田一耕助は犬神家顧問弁護
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横溝正史シリーズ「悪魔の手毬唄」を久々に観る

1977年10月からTBSで全6回の放送。あらすじ金田一耕助は静養するために紹介してもらった岡山県と兵庫の県境、鬼首村の「亀の湯」に逗留する。人当たりのいい女主人、青池リカ(佐藤友美)は夫を23年前に殺され犯人と目される恩田育三は逃亡、行方不明。耕助は滞在中、リカの息子・歌名雄(高岡健二)、娘・里子(池波志乃)、村の有力者・仁礼嘉平(鈴木瑞穂)、庄屋の末裔・多々良放庵(小沢栄太郎)と顔を合わせる。
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横溝正史シリーズ「黒猫亭事件」を観る

何回も観ていて結末やトリックもわかっているのに時々見返したくなる作品は、多かれ少なかれ誰もがあるだろう。自分にとっては天知茂の明智小五郎美女シリーズであり、古谷一行の金田一耕助シリーズがそれに当たる。なぜだか両方とも映画作品はそこまで思わない。で、休憩がてら観たのは「黒猫亭事件」。あらすじと感想結構久々。原作は短編てこともない中編ってとこ。金田一耕助ものとしては「本陣殺人事件」「獄門島」に続く3作
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