1986年放送の金田一耕助シリーズ第5弾。原作は横溝正史「死仮面」。主役はもちろん古谷一行。ゲストは萬田久子、小林聡美、加茂さくらなど。あらすじ嵐の夜、男を刺した君子が川島学園に逃げ込んできた。君子は学園理事長・夏代(加茂さくら)の妹。お嬢様学園を経営する夏代は君子と秘書・里枝(萬田久子)とは異父姉妹。冒頭からドロドロしてまいりました(笑)なもんで憎々しさ全開で部屋に君子を閉じ込める夏代。ところが
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1984年放送の金田一耕助シリーズ第3弾。まだまだこの頃はザ・サスペンスがあったのだ。同じ時間帯に土曜ワイド劇場もあったんだからどんだけサスペンス好きやねんという話なのだが。後発の方が結果的に負けちゃうわけですな。原作は横溝正史「首」。ど直球なタイトル。ゲストは久保菜穂子、夏八木じゃない夏木勲、西川峰子、加納竜など。あらすじ毎度おなじみ日和警部(ハナ肇)のもとを訪れる金田一くん(古谷一行)。休暇を
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1983年放送の金田一耕助シリーズ第2弾。この時はまだザ・サスペンスの放送枠だったかな。原作は横溝正史「木乃伊の花嫁」。これは金田一耕助じゃなく由利ちゃんが出てくる話だったような。ゲストは田村高廣、根本りつ子(律子)、三ツ木清隆など。あらすじ京都の豪商・鮎沢(田村高廣)から娘・京子(根本りつ子)の結婚披露宴の案内状をもらった金田一くん(古谷一行)。知らない人からの招待状にホイホイ京都まで。ヒマか。
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1979年公開の東映映画。監督は斉藤光正、脚本は野上龍雄。主演は西田敏行。宮内淳、斉藤とも子などが出演。あらすじ宝石店「天銀堂」で従業員が毒殺される事件が発生。容疑者として取り調べを受けたのは椿英輔元子爵(仲谷昇)。没落したとはいえ由緒正しき家柄の元子爵は「父はこれ以上の屈辱に耐えていくことができない。ああ、悪魔が来りて笛を吹く」という謎の遺書を残して失踪。子爵の娘・美禰子(斉藤とも子)は金田一耕
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1977年公開の松竹映画。金田一耕助を「寅さん」渥美清が演じていることで有名。また山崎努演じる多治見要蔵の暴れまわる姿、濃茶の尼の「たたりじゃ~」が流行語になるなど話題を呼んだ。原作は横溝正史、監督は野村芳太郎、脚本は橋本忍。撮影は川又昂、音楽は芥川也寸志と『砂の器』の布陣。主演は萩原健一、小川真由美。山本陽子、市原悦子など豪華キャスト。あらすじ東京の空港で誘導員の仕事をしている寺田辰弥(萩原健一
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1985年5月27日TBSで放送。好評を博した横溝正史シリーズの後で製作された金田一耕助シリーズの第4弾にあたる。原作は横溝正史「霧の山荘」。出演はメインの古谷一行、ハナ肇のほか、岡田茉莉子、西田健、松本留美、織本順吉など。あらすじ休暇中の金田一耕助(古谷一行)。等々力警部(ハナ肇)に誘われゴルフに興ずる。すると元映画スターの紅葉照子(岡田茉莉子)に出くわす。彼女に招かれ別荘を訪れた金田一だったが
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1977年公開の東宝映画。前年の「犬神家の一族」に続く市川崑監督・石坂浩二金田一耕助作品第2弾。あらすじ古い因習が根強く残る四方を山に囲まれた村、鬼首村。20年前、この村では仁礼家(秤屋)と由良家(桝屋)の二大勢力が事あるごとに対立。不況にあえぐ中、神戸から恩田育三という男が来た。恩田は由良家にある副業を持ち込み、村人は豊かに。ところが、恩田は詐欺師だった。亀の湯の源次郎が疑惑を持ち詰め寄るも逆に
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1978年TBSで放送。全4回。原作では金田一耕助は出てこない。これまでで唯一のテレビドラマ化。あらすじフェリーに乗り合わせた大富豪の未亡人と知り合う金田一。未亡人の名は大道寺綾子(司葉子)。小舟で流されてきた謎の少年の面倒を見る綾子だがそこから血なまぐさい連続殺人事件が巻き起こる――という話。感想ま、一度しか映像化されていないのも無理はない。これほど金田一がアホに見える作品があっただろうか。てい
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1977年にTBSで放送。全3回。映画では映像化されていたがテレビドラマでは初だった。原作には登場しない長門勇演じる日和警部の初登場作で、これ以後古谷金田一と名コンビを組むことになる。言わずと知れた密室本格ミステリの代表作。金田一耕助初登場作品でもある。1975年にATGで映画が作られている。中尾彬がジーパン姿で金田一耕助を演じている。結構いい作品なんだけどねえ。それはさておき初テレビドラマの話。
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1977年初夏にTBSで放送。全5回。帝銀事件がヒントになったと思われる天銀堂事件、田舎の因習めいた話ではなく、都会の貴族没落の話という時代背景、インモラルな性描写が特徴的な原作でわりかし人気が高い。映画・テレビドラマ・ラジオドラマ・舞台・マンガと何でもある。なんやろねえ、まあ他の作品と比べても独特の雰囲気がありますわな。初めてテレビドラマ化されたのがこの1977年版。これまた他に負けず劣らずメン
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