2011年にテレビ朝日で前後編で放送された一作。吉村刑事(玉木宏)を主人公にしていることとオリジナルキャストの新聞記者(中谷美紀)が新しい点。あらすじ昭和35年12月11日未明、東京・蒲田駅構内の操車場で男性の死体が発見された。聞き込みの結果、「カメダ」という言葉がキーワードとして浮上する。東へ西へと操作する中、意外な容疑者が浮かび上がってきた——という話。感想これまで何度も映像化され、松本清張原
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何度か映像化されている松本清張の短編「証言」。今日のは土曜ワイド劇場1984年版。あらすじやりての商社マン石野は部下の千恵子と不倫関係にあった。千恵子の家からの帰り道、顔見知りの保険外交員杉山とすれ違いざま思わず挨拶を返してしまう。石野は杉山が余計なことを言いふらさないか気がかり。ある日、杉山が殺人事件の容疑者として逮捕される。石野は警察から杉山のアリバイの証言を求められる。しかし、小市民の悲しさ
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1961年公開、東宝映画。松本清張「黒い画集」シリーズの1本。主演はまだ「ご一緒」願わない時代の池部良。助演は「芹沢博士」平田昭彦。ヒロインは松本清張が大好きだった新珠三千代。あらすじ舞台は銀行。大学の同窓の常務桑山のヒキでいきなり課長から池袋支店長になった沖野。新任の挨拶回りで料亭の女主人奈美と出会う。奈美の資金を用立てているうちに沖野は奈美とデキてしまう。ある日、たまたま支店に寄った桑山は偶然
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2006年12月27日TBS系列で放送。映画で1回、テレビドラマで8回映像化の松本清張の人気作品。1959年から「女性自身」で1年間連載。人妻と青年検事のラブロマンス。青木ヶ原樹海を自殺の名所にした作品でもある。いろんな組み合わせで映像化されてる作品だが今回は麻生祐未と小泉孝太郎。2006年当時ならそんなもんかね。映画で青年検事小野木役を演じた津川雅彦が今回は敵役。46年経ってても役者やってるとこ
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