1985年3月9日放送の第24弾。原作は江戸川乱歩の「陰獣」。映画にもなってる。原作には明智小五郎は出てこんのだが、そんなこと言ってたらこのドラマは成り立たんわな。あらすじと感想暗闇の中でパソコンに小説を書いている中尾彬。パソコンの画面が時代を感じる。声が怖いぞアキラ。この頃こういう役多いのよねこの人。アキラの小説通りに冒頭で殺人が起きるのだが意外とこんだけ早い段階で殺人が起きるのは珍しい。死体と
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1961年公開の東映映画。正確にはニュー東映の映画だけど。あらすじ米軍基地の現金強奪を企む丹波哲郎。計画を実行するべく仲間をアジトに集める。黒人兵トム、春日俊二、不良アメリカ人夫婦、久保菜穂子に曽根晴美。そこに中原ひとみも加わり、いざ実行。しかし彼らの行動を監視していたやくざ一家がからむわ、裏切るやつも出てくるわで争奪戦の展開に。果たして最後に生き残ったのは?--という話。感想人種問題などや在日米
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1965年の大映映画。「若親分」シリーズの第1弾。あらすじ時は日露戦争終結の頃。め組じゃなかった南条組の親分辰五郎が何者かに殺害される。悲しみにくれる葬儀に、海軍少尉の息子・武(市川雷蔵)が現れる。母親(原泉)は父は生前俺が死んでも連絡するなと言っていたと告げる。武は海軍少尉の道を投げ捨て、故郷に帰り跡目を継ぐ。そして妨害を受けながらも一歩ずつ前へ進むが――という話。感想ザ・オーソドックス。まあ東
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広島の行政書士事務所を舞台にした漫画。それを連ドラ化したのがフジテレビ。2001年の1~3月、木曜劇場だった。なんちゅうか個人的には「月9」より「木曜劇場」の方が好き。この作品に関していえば常盤貴子と深津絵里という組み合わせの妙。原作ではどっちとも男なんだけど、この頃「きらきらひかる」とか男を女に置き換えてヒットした作品がそこそこあった。言い換えればフジのドラマ作りはそのあたりが絶妙によかった。あ
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1984年1月7日放送。こんなもん正月早々放送するところがおおらかというかなんというか。あらすじと感想原作は江戸川乱歩の「人間椅子」。変態話バリバリの内容なのだがこれが土曜ワイドシリーズになるとますます変態に(笑)そもそも原作のままでは2時間サスペンスになるはずもなく別物だけど。今回のヒロインは萬田久子。決してミナミの帝王、万田はんではない。いつも思うが……美人か? ミス日本か?人の好みはわからな
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1973年公開の東映映画。仁義なき戦いシリーズの3番目にあたる。内容については説明の必要ないぐらいよく知られている話。前2作に出ていた菅原文太、金子信雄らに加え小林旭、加藤武も出てきて代理戦争、話し合いのシーンだらけ。よくまあこんな話がまとまるもんだと思うのだが脚本を書いた笠原和夫さん曰くこれが一番詰まったそうだ。そもそも最初は3部と4部「頂上作戦」を一つの映画にする予定だったらしい。ところが会社
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1974年公開の東映映画。女必殺拳シリーズ第2弾。あらすじ凄腕の女ドラゴン・李紅竜(志保美悦子)。友人である王美麗の捜索を父親から依頼され日本へ。美麗は宝石密輸の運び屋をやらされていた。美麗や姉の白蘭たちを食い物にする悪の組織を倒すため紅竜の怒りの拳が炸裂する――てな話。感想まあ基本第1作とほぼ一緒の展開。兄弟はぶち殺されるし、わけのわからん使い手は出てきては紅竜に叩きのめされる展開。安岡力也さん
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1957年12月公開の東映時代劇映画。旗本退屈男シリーズ第22弾。どんだけやっとんのよ。あらすじ突然屋敷に飛び込んできた女を助けた早乙女主水之介(市川右太衛門)。何やら事件の匂いをかぎとった彼は、柳沢吉保(山形勲)が企む陰謀の存在を知る。徳川家を抹殺せんとの企みを果たして阻止することができるのか?--てな感じの話。感想霧島京弥に北大路欣也が扮し、親子共演が一つの見どころ。小太刀の名手、京弥に無理や
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1964年の東映時代劇映画。時代劇が下火になり、任侠路線への転換が行われている時代。「十三人の刺客」「十一人の侍」に続く集団時代劇3部作の最後。監督は工藤栄一、脚本は池上金男。主演は里見浩太朗、平幹二郎。あらすじ時は4代将軍家綱の治世。なんでも屋ではない妻の加代と幸せに暮らす神保平四郎(里見浩太朗)。ところが友人をかくまったと誤解され、謀反を企む一味として捕縛される。あげくに加代は切り殺され散々な
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1966年公開の東映映画。タイトルだけ見れば「十七人の忍者」の続編に思えるが関連性は全くない。俳優でかぶってるのはちょこちょこあるけど。DVDもなんも出てないんだよなあ。時は3代将軍家光が死んで、由井正雪の乱が鎮圧されたころ。紀州の殿さん(近衛十四郎)が秘かに鉄砲火薬集め将軍の座を狙っていた。「誰が好き勝手させるか、ボケ!」てなもんだ。この武器庫を甲賀忍者たち(南原さんリーダー、福本清三さんもいる
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