土曜ワイド劇場「松本清張の事故」を久々に観る

1982年6月5日放送土曜ワイド劇場版。原作は松本清張「事故」。主演は松原智恵子と山口崇。植木等、仲谷昇、宮下順子、伊佐山ひろ子などが出演。津島利章の音楽が抜群に効果的。あらすじ深夜、都心の民家に突っ込んだ一台のトラック。突っ込まれたのは山西省三(仲谷昇)・勝子(松原智恵子)の家。運転手の居眠りが原因のこの事故はただの事故かと思われた。ところがしばらくして、この運転手が何者かに殺された。同じ頃、別
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松本清張おんなシリーズ5「記憶」を観る

1978年東芝日曜劇場で放送。原作は松本清張「たづたづし」。映画では『愛のきずな』のタイトルで1969年に東宝映画になっていたが、テレビドラマになったのはこの1978年が初めて。後に1992年に火サス、2002年にテレ東系でテレビドラマ化。あらすじ平井良子(十朱幸代)は通勤中の電車で出会った野上和也(児玉清)といい仲に。野上には妻と子どもがいたが、良子のもとに通う。ところが、良子には刑務所に入って
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松本清張おんなシリーズ4「足袋」を観る

1978年TBS東芝日曜劇場にて放送。原作は小説新潮1月号掲載の松本清張の短編小説。主演は池内淳子、平幹二朗。あらすじ能の才能がある津田京子(池内淳子)は妻子ある村井英夫(平幹二朗)に恋心を抱くも師匠である水野孝輔(観世栄夫)の呪縛から逃れられない。一度は妻を捨て京子と一緒になろうとする村井だが、京子は能の稽古に夢中で村井の言葉は耳に入らない。能を捨てる決心をした京子だが、村井の心変わりに直面して
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石井輝男監督東映映画「緋ぢりめん博徒」を久々に観る

1972年公開の東映仁侠映画。ポスト藤純子と呼ばれた中村英子が主演。菅原文太、土田早苗、藤浩子、小池朝雄などが出演。あらすじ時代は明治15年のこと。五年の刑を終えてシャバに戻ってきた鬼百合のお勝(中村英子)。服役中に仲良くなった江戸幸組の娘・お秀(土田早苗)を訪ねる。ところがその途中で立ち寄った賭場でピンチに。牛五郎(名和宏)との勝負で危ういところを盲目の女博徒・お紋(藤浩子)に助けられる。という
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梶芽衣子主演・石井輝男監督映画「怪談昇り竜」を久々に観る

1970年公開の日活映画。配給はダイニチ映配。監督は石井輝男、主演は梶芽衣子。ホキ徳田、佐藤充、加藤嘉、安部徹、内田良平などそれなりに濃いメンバーが出演。あらすじ郷田組に殴り込みをかけた立花明美(梶芽衣子)。少ない人数でようやるもんだと思うのだが、組長の郷田を斬ったつもりが組長の妹の目を斬ってしまう。めっちゃ噴き出る血を黒猫が舐めるのを見た明美は刑務所に入ってからも黒猫の夢にうなされることに。お願
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松本清張おんなシリーズ3「心の影」を観る

1978年東芝日曜劇場で放送。原作は松本清張の「顔」。主演は大空真弓。渡瀬恒彦、織本順吉、垂水悟郎、三上真一郎などが出演。あらすじ舞台は北九州。蕎麦屋で働いていた良枝(大空真弓)は大手会社のサラリーマン・竜夫(三上真一郎)と恋仲に。妊娠を報告すると竜夫は今度東京に転勤するから夫婦になろうと告げる。婚前旅行で熱海に行くも、良枝は崖の上から竜夫に突き落とされそうに。ところが、崖から落ちたのは竜夫の方。
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横溝正史原作映画「悪魔が来りて笛を吹く」を久々に観る

1979年公開の東映映画。監督は斉藤光正、脚本は野上龍雄。主演は西田敏行。宮内淳、斉藤とも子などが出演。あらすじ宝石店「天銀堂」で従業員が毒殺される事件が発生。容疑者として取り調べを受けたのは椿英輔元子爵(仲谷昇)。没落したとはいえ由緒正しき家柄の元子爵は「父はこれ以上の屈辱に耐えていくことができない。ああ、悪魔が来りて笛を吹く」という謎の遺書を残して失踪。子爵の娘・美禰子(斉藤とも子)は金田一耕
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緋牡丹博徒シリーズ7「緋牡丹博徒 お命戴きます」を観る

1971年公開の緋牡丹博徒シリーズ第7弾。監督は加藤泰、主演はもちろん藤純子。鶴田浩二、若山富三郎、待田京介、河津清三郎などおなじみの皆さん。あらすじ舞台は明治末期の上州。矢野竜子(藤純子)は賭場のいかさまを巡ってピンチになるが、結城組の結城菊太郎(鶴田浩二)に助けられる。その頃、熊谷で軍部の兵器工場が原因の公害が発生。菊太郎は被害を受けた農民たちを助けるため奔走。ところが、毎度おなじみ工場の利権
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緋牡丹博徒シリーズ6「緋牡丹博徒 お竜参上」を観る

1970年公開の緋牡丹博徒シリーズ第6弾。監督は加藤泰、主演はもちろん藤純子。菅原文太、若山富三郎、安部徹に天津敏、名和宏とメンツが揃っている。あらすじ以前関わりのあったニセお竜の娘・お君を訪ね歩くお竜(藤純子)。ようやく探し出したお君は浅草でスリになっていた。涙の再会を果たした二人だが、暗雲が立ち込めているのは言うまでもない。浅草六区の芝居小屋を仕切っているのは鉄砲久(嵐寛寿郎)だったが、その利
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東映映画「三匹の牝蜂」を観る

1970年6月公開の東映映画。女性版不良番長シリーズ第1弾として製作された。主演は大原麗子、夏純子、市地洋子。片山由美子、渡瀬恒彦、小池朝雄に金子信雄。ザ・東映ですな。さらに和田アキ子、ピーターなども出演。あらすじ舞台は1970年万博に沸き返る大阪。万博会場を闊歩して色気で稼ぐズベ公三人組。美奈(大原麗子)、サチ子(夏純子)、ハツエ(市地洋子)。なぜだか2人だけ異常に古臭い名前だが、そんなことはい
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