1972年公開の日活時代劇ロマンポルノ。ロマンポルノ一周年を記念して作られた時代劇作品。出演は小川節子、サリー・メイ、片桐夕子、田中真理など。あらすじ時は八代将軍吉宗の時代。大奥で突如勃発した江島(田中真理)生島事件を思わせる騒動。役者を大奥に引き入れた濡れ衣でお年寄・藤尾(二条朱実)とおこう(片桐夕子)は制裁を受けたうえ、江戸城を叩きだされる。あとに残ったおちせ(小川節子)らは藤尾の無実を晴らす
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1954年公開の日本映画。監督は巨匠・溝口健二、原作は近松門左衛門。主演は長谷川一夫と香川京子、南田洋子、進藤英太郎などが出演。あらすじ舞台は17世紀後半の京都。大経師の以春(進藤英太郎)の妻であるおさん(香川京子)。彼女はある日、享楽的な兄(田中春男)から「金貸してえな、ええ暮らししてるんやろ、なあ」とは別に言われてはおらんがとにかく金をせびられることに。悩むおさんに救いの手を出したのが手代の茂
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1980年4月から半年TBS系列で放送されたテレビ時代劇ドラマ。土曜22時ということは「Gメン75」の次の時間帯だったのね。主演は初の時代劇だった片平なぎさ。まだ「なぎなぎ」とは呼ばれていない。お供は和田浩治。森マリア、小松政夫、中村敦夫、あおい輝彦となかなかのメンバー。結構、この作品の片平なぎさファンというのは多い。あらすじ時は3代将軍家光(長谷川哲夫)の時代。老中・土井大炊頭(安部徹)の策略で
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1972年公開の東映時代劇映画。監督は中島貞夫、主演は初時代劇の菅原文太。伊吹吾郎、渡瀬恒彦、小池朝雄、江波杏子などが出演。あらすじ上州無宿の紋次郎(菅原文太)。兄弟分の左文治(小池朝雄)の一家に身を寄せた時、左文治がお夕(江波杏子)を犯そうとした仙松を斬ってしまう。左文治が病床の母を思う気持ちを聞いて紋次郎は身代わりになることに。三宅島で過酷な労働に従事する紋次郎。島抜けを計画している男女と知り
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1965年公開の大映時代劇映画。眠狂四郎シリーズ第5弾。監督は「必殺」シリーズ初期を支えた三隈研次。主演は市川雷蔵、中村玉緒、安部徹、西村晃、中原早苗などが出演。あらすじある日、仇討ちの助けをした眠狂四郎(市川雷蔵)。斬られた男は「助太刀はお主の恥」と言い残して死んでいった。助太刀の報酬はぬい(中村玉緒)の身体。さすが「女を犯すことには慣れている男」狂四郎。自分でいうかね、アンタ。そんなことがあり
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1968年公開の大映時代劇映画。眠狂四郎シリーズ第11弾。主演は市川雷蔵、緑魔子、川津祐介、渡辺文雄、寺田農となかなかの布陣。あらすじ亡き母の墓参りに14年ぶりに甲府を訪れた眠狂四郎(市川雷蔵)。そこで墓守から狂四郎と同じく黒ミサの子として生まれた兵吾(寺田農)の存在を知る。甲府では将軍家斉の妾腹の子、土門家武(川津祐介)・紫(緑魔子)の兄弟が暴虐の限りを尽くしていた。2年前、幕府は2人の行状が御
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1967年公開の大映時代劇映画。眠狂四郎シリーズ第9弾。第4弾「女妖剣」以来の狂四郎の出生に関わる内容。鰐淵晴子、成田三樹夫、久保菜穂子、金子信雄、稲葉義男などが出演。あらすじ馴染みの矢場女・おえん(久保菜穂子)のもとにいる狂四郎(市川雷蔵)。「女は抱くものとしか心得ていない」と言いたい放題の狂四郎に、襲い掛かる謎の一味。それは闕所物奉行・朝比奈(金子信雄)と家来だった。難なく撃退した狂四郎は、ち
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1969年公開の大映時代劇映画。市川雷蔵版の眠狂四郎シリーズ第12弾で最終作。藤村志保、久保菜穂子、松尾嘉代、朝丘雪路に吉田日出子、小池朝雄、江原真二郎らが出演と結構豪華。あらすじ毎度おなじみ大奥の権力争い。相手方の女捕まえて折檻するわ、気に入った女捕まえてレズに走るわやりたい放題。そんな中、狂四郎の偽物が現れ将軍の子を身ごもったお千加(松尾嘉代)一派の女が殺されていく。裏で糸を引いているのは大奥
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1955年公開の大映時代劇映画。主演は市川雷蔵、監督は名匠・溝口健二。原作は吉川英治で当時まだ連載中だった。昭和30年度芸術祭作品で、1億を超える興収を記録。当時の1億円だもの、今ならいくらになるんかねえ。あらすじ時は平安時代末期。西海の海賊征伐を終えた平清盛(市川雷蔵)は、父親の忠盛(大矢市次郎)とともに鳥羽上皇(柳永二郎)に報告に。ところが、武家を軽んじる公家たちは冷たい態度。唯一、忠盛たちに
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1961年公開の東映時代劇映画。主演は若山富三郎、お岩さんは藤代佳子。近衛十四郎、桜町弘子などが出演。あらすじ貧乏御家人の民谷伊右衛門(若山富三郎)。過去に起こした辻斬りに感づいた義父・四谷左門に恋女房・お岩(藤代佳子)を引き取られ恨んでいた。そのお岩の妹・お袖(桜町弘子)に伊右衛門の博奕仲間・直助(近衛十四郎)が惚れてしまう。伊右衛門は義父を斬り殺し、直助はお袖の恋人・与茂七と間違え、その友・奥
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