松竹時代劇映画「必殺仕掛人」を観る

1973年公開の記念すべき必殺映画第1弾。ベースの原作は池波正太郎『おんな殺し』。テレビシリーズでも第23話で映像化されている。藤枝梅安を演じたのは田宮二郎。西村左内が高橋幸治。テレビシリーズと一緒なのは山村聰と津坂匡章だけ。ゲストは野際陽子、川地民夫、室田日出男など。あらすじ元締めの音羽屋半右衛門(山村聰)から仕事を頼まれた仕掛人・藤枝梅安(田宮二郎)。盗人の手先・お照(川崎あかね)を花見の最中
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松竹時代劇映画「必殺仕掛人 梅安蟻地獄」を観る

1973年9月封切りの松竹時代劇映画。映画版「必殺仕掛人」のシリーズ第2弾。緒形拳、林与一、山村聰、津坂匡章のテレビ版オリジナルキャストが初めて実現した作品。ゲストは佐藤慶、小池朝雄、松尾嘉代など。あらすじおもん(ひろみどり)と会った帰り道、いきなり浪人・小杉十五郎(林与一)に命を狙われた藤枝梅安(緒形拳)。それは十五郎の勘違いで、梅安は医師・山崎宗伯(小池朝雄)と間違われて狙われたのだった。数日
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東映ポルノ時代劇映画「徳川セックス禁止令 色情大名」を久々に観る

1972年4月公開の東映ポルノ時代劇映画。身も蓋もないタイトルがどインパクト。監督は「トラック野郎」はまだ作っていない鈴木則文。音楽は広島が怖くて仁義なき戦い出演を断った荒木一郎。出演は杉本美樹、三原葉子、名和宏、山城新伍、渡辺文雄、大泉滉、そしてサンドラ・ジュリアン。あらすじと感想時は11代将軍徳川家斉の頃。精力絶倫であった家斉は大奥に通い、子どもはなんと54人。現代に生まれればさぞかし感謝状が
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大河ドラマ19「おんな太閤記」を久々に観る

1981年放送の大河ドラマ第19弾。それまであまり取り上げられなかった秀吉の妻・ねねが主人公。大河ドラマ初の女性単独主人公として話題を呼び、平均視聴率は30%超え。脚本は橋田壽賀子、主人公・ねねは佐久間良子、秀吉は西田敏行が演じた。あらすじと感想主要メンバーは次の通り。ねね……佐久間良子。秀吉……西田敏行。秀長……中村雅俊。なか……赤木春恵。お市……夏目雅子。しの……田中好子。茶々→淀……池上季実
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日活時代劇ロマンポルノ「性盗ねずみ小僧」を観る

1972年公開の日活時代劇ロマンポルノ。監督は曽根中生、脚本は長谷川和彦。主演は小川節子。あらすじ貧しい百姓の家に生まれた次郎吉。江戸の呉服問屋へ丁稚奉公し、女将と娘にバカにされながらも真面目に働いていた。盆に久しぶりに故郷に帰った次郎吉は荒れ果てた実家を見て呆然。呉服問屋に戻った次郎吉だが、唯一自分を庇ってくれていた番頭までもが自分に優しくしてくれていたのは上手に使うためだと知って怒りが湧いてく
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岡本喜八監督映画「助太刀屋助六」を久々に観る

2002年公開の時代劇映画。監督はこれが遺作となった岡本喜八。主演は真田広之、鈴木京香、仲代達矢、小林桂樹、岸部一徳など豪華キャスト。あらすじ頼まれてもいないのに仇討ちの助太刀を生業とする男、助六(真田広之)。決して寿司ではなく、人の名前である。この助六、17歳の時に江戸へ出るために故郷・上州を去った。その途中、ひょんなことから仇討ちの助太刀をかって出てそれが病みつきとなってしまい、江戸へ行く話は
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映画「天保水滸伝・大原幽学」を久々に観る

1976年公開の時代劇映画。農協映画製作委員会が企画した作品。世界で初めて農民を協同組合に組織した江戸時代後期の農政学者・大原幽学を主人公にした群像劇。監督は山本薩夫、主演は平幹二朗。浅丘ルリ子、大竹しのぶなどが出演。あらすじ天保の大飢饉が日本全土を覆った時代。農村では厳しい年貢の取り立てに抗議して一揆が頻発。そんな中、利根川周辺では飯岡の助五郎(ハナ肇)と笹川の繁蔵(加藤武)との間で新旧やくざの
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山本薩夫監督時代劇映画「赤い陣羽織」を久々に観る

1958年公開の独立プロ映画。歌舞伎プロ製作。原作は木下順二の民話劇で、監督は山本薩夫。主演はこれが映画初出演の17代目中村勘三郎。香川京子、伊藤雄之助、有馬稲子、三島雅夫などが出演。あらすじとある田舎の水車小屋に住む夫婦、甚兵衛(伊藤雄之助)とせん(有馬稲子)。せんの美貌に惹かれ、代官(中村勘三郎)や庄屋(三島雅夫)などが足繁く訪れる。その中で特にせんにご執心なのが赤い陣羽織をなびかせてやってく
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五社英雄監督時代劇映画「三匹の侍」を久々に観る

1964年公開の時代劇映画。前年放送されたテレビ版の人気を受けての映画化。テレビが電気紙芝居と揶揄されていた当時としては画期的なことだった。監督は五社英雄、主演は丹波哲郎、平幹二朗、長門勇。この三人の並びがいいんだよなあ。あらすじ気ままな一人旅を続ける浪人・柴左近(丹波哲郎)。立ち寄った村で代官の娘(桑野みゆき)を人質に年貢減らしてくれ大作戦を行おうとしている百姓(藤原鎌足)たちに遭遇。最初は知る
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関本郁夫監督映画「徳川の女帝 大奥」を久々に観る

1988年公開の時代劇映画。製作はにっかつ、配給はシネ・ロッポニカ。時代ですな。主演は竹井みどり。「大鉄人17」以来結構好きな女優さん。刑事ドラマや時代劇で結構悲惨な目にあっているイメージの方が強いけど。他は西川峰子、白木万理、夏八木勲、成田三樹夫、三ツ矢歌子などそれなりに豪華。あらすじと感想時は11代将軍家斉(成田三樹夫)の頃。とにかくエロが絡む話には登場する将軍として名高い(笑)まあ50人ぐら
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