1985年12月30・31日と2日連続で放送された年末時代劇スペシャル第1弾。この次の年が白虎隊だったな。あらすじと感想これが生まれて初めて観た忠臣蔵。ひたすら懐かしい。今観たら割とオーソドックス。前編が「君、怒りもて 往生を遂ぐ」後編が「我、一死もて 大義に生く」そんな副題ついとったのね。前編が刃傷事件から内蔵助が仇討ちを決意するまでで、後編が仇討ち準備から討ち入り、その後の裁決までという感じ。
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1971年9月26日、東芝日曜劇場で放送。脚本は倉本聰、出演は八千草薫、内藤武敏、大出俊、露口茂。自分にとっては因縁の作品。あらすじ時は幕末。京都の路地で幸せに暮らすおりょう(八千草薫)と巳之吉(内藤武敏)。ところが、巳之吉の留守中におりょうのもとに新選組に追われた勤王派の浪士・平馬(大出俊)が転がり込む。刀を突き付けられながら平穏を装い、障子張りを続けるおりょう。江戸から平馬を追ってきた岡っ引・
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1978年公開の東映映画。「柳生一族の陰謀」の大ヒットで企画された時代劇大作路線の第2弾。忠臣蔵をテロ活動と位置付けた作品。監督は深作欣二、主演は萬屋錦之介。あらすじと感想錦之介が大石内蔵助を演じたわけだが当初の監督のアイデアでは金子信雄がやるという可能性もあったとか。オーソドックスな時代劇を求める主演と新しい忠臣蔵を求める監督との間でそりが合わず興行成績もそれほど振るわなかった不遇な作品。それな
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1994年公開の松竹映画。監督は深作欣二、出演は佐藤浩市、高岡早紀、荻野目慶子など。あらすじ時は元禄14年。浅野内匠頭の刃傷沙汰で赤穂藩はとり潰し。浪人となった藩士たちの中に伊右衛門(佐藤浩市)もいた。琵琶を奏で生計を立てる日々の中、伊右衛門は湯女のお岩(高岡早紀)と出会い、一緒に暮らし始める。ある日、伊右衛門は酔っ払いに絡まれたお梅(荻野目慶子)を助ける。偶然にもお梅の祖父・喜兵衛(石橋蓮司)は
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1957年12月公開の東映時代劇映画。旗本退屈男シリーズ第22弾。どんだけやっとんのよ。あらすじ突然屋敷に飛び込んできた女を助けた早乙女主水之介(市川右太衛門)。何やら事件の匂いをかぎとった彼は、柳沢吉保(山形勲)が企む陰謀の存在を知る。徳川家を抹殺せんとの企みを果たして阻止することができるのか?--てな感じの話。感想霧島京弥に北大路欣也が扮し、親子共演が一つの見どころ。小太刀の名手、京弥に無理や
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1964年の東映時代劇映画。時代劇が下火になり、任侠路線への転換が行われている時代。「十三人の刺客」「十一人の侍」に続く集団時代劇3部作の最後。監督は工藤栄一、脚本は池上金男。主演は里見浩太朗、平幹二郎。あらすじ時は4代将軍家綱の治世。なんでも屋ではない妻の加代と幸せに暮らす神保平四郎(里見浩太朗)。ところが友人をかくまったと誤解され、謀反を企む一味として捕縛される。あげくに加代は切り殺され散々な
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1966年公開の東映映画。タイトルだけ見れば「十七人の忍者」の続編に思えるが関連性は全くない。俳優でかぶってるのはちょこちょこあるけど。DVDもなんも出てないんだよなあ。時は3代将軍家光が死んで、由井正雪の乱が鎮圧されたころ。紀州の殿さん(近衛十四郎)が秘かに鉄砲火薬集め将軍の座を狙っていた。「誰が好き勝手させるか、ボケ!」てなもんだ。この武器庫を甲賀忍者たち(南原さんリーダー、福本清三さんもいる
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1972~1973、1974年に全104話で放送された作品。最初が第1シリーズ、次が第2シリーズみたいな感じ。あらすじと感想メインキャストは峠九十郎……言わずと知れた三船敏郎。椿三十郎の3倍強い。鮎香之介……衆議院議員じゃない大出俊。すっぽんの次郎吉……まだ夜明けの刑事じゃない坂上二郎。そこに第1シリーズは「さそり」のイメージはどこへやらおきゃんな感じの「からっ風のお文」梶芽衣子や、「濡れつばめの
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1963年公開の東映映画。一言でいえば「ナバロンの要塞」時代劇版。脚本を書いたのは池上金男さん。後に時代小説でヒットを飛ばす池宮彰一郎さんの若き頃。脚本コピーしてどっかにあんだよなあ。あらすじと感想時は江戸時代初期。2代将軍秀忠亡き後の家光と駿河大納言忠長との争いの頃。忠長側の秘密の血判状を盗むべく組織された伊賀忍者17人とそれを阻止すべく忠長側に雇われた松方弘樹のおとっつあん近衛十四郎との知恵比
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1972年~1973年にかけて放送されたテレビ時代劇。全31話。この第三部だけ越前の息子・忠宣が登場する珍しいシリーズ。レギュラー出演者は大岡越前→加藤剛 雪絵→宇津宮雅代榊原伊織→竹脇無我 千春→土田早苗村上源次郎→大坂志郎 辰三→高橋元太郎池田大助→原田大二郎大岡忠高→片岡千恵蔵 妙→加藤治子猿の三次→松山英太郎他に山口崇、天知茂、志村喬、中村竹弥、里見浩太朗など。あらすじと感想
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