傑作忍者時代劇・渡哲也主演「忍法かげろう斬り」

1972年4月から約2年「週刊サンケイ」に連載。同年4月からフジテレビにて渡哲也主演で映像化。フリーランスの忍者というのが新しかった。昔テレビ京都だったかサンテレビで再放送してた。内容は特に覚えていないが、渡哲也が歌うというか口ずさむというか「ずいずいずっころばし」がインパクト絶大(笑)急病のため、途中で渡瀬恒彦に代わるのだが特に違和感はなかった。演じている役はフリーランスの忍者・鷹。通常、忍者と
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石井輝男監督「残酷異常虐待物語 元禄女系図」を観る

1969年公開の東映時代劇映画。サディスティック要素満載の問題作。出だしから土方巽一座の暗黒舞踏が全開。その後の異常な展開を十分に予想させてくれる。基本、物語は医師・玄達(吉田輝雄)がまあ狂言回しと言ってしまっては何だがこいつによって3つの話が結びついていく。第1話がおいと(橘ますみ)の話。第2話がおちせ(葵三津子)の話。第3話がおみつ(尾花ミキ)の話。おいとの話はまあありがちというか。やくざな男
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山本薩夫監督映画「牡丹灯籠」を久々に観る

1967年公開の大映京都映画。主演は「橘警部」はまだまだ先の本郷功次郎。他に赤座美代子、小川真由美、西村晃など。あらすじ季節は盆。灯籠流しの宵に旗本の三男坊、徳田新之助ではない新三郎(本郷功次郎)は吉原の遊女お露(赤座美代子)と知り合う。その夜、お露は下女のお米と新三郎の長屋へ。そこで新三郎はお露が武士の娘でありながら吉原に売られた不幸な身の上を知る。新三郎はお露に同情し、お米の頼みもあって契りを
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東映時代劇映画「千姫と秀頼」を観る

1962年公開の東映時代劇映画。千姫を演じるのは美空ひばり、秀頼は中村錦之助。あらすじと感想大坂城最後の日のこと。城内では千姫(美空ひばり)と秀頼(中村錦之助)は最後の別れをしようとしていた。その頃、徳川家康(東野英治郎)は大坂城を攻めておいて「千を救い出してこい!」と配下にムチャぶり。だったら攻めるのやめんかい、という話なのだが老人は頑固だからな。結局助けたのは顔面やけどしながら頑張った平幹二郎
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テレビ時代劇「大岡越前第4部」を久々に観る

1974年秋から1975年春にかけて放送。三浦友和が演じる内与力・相良俊輔と吉沢京子演じる綾とのラブストーリー、大坂志郎演じる村上源次郎の再婚などが特徴。あらすじと感想主なレギュラー出演者は次の通り。大岡越前→加藤剛  雪絵→宇津宮雅代相良俊輔→三浦友和   綾→吉沢京子村上源次郎→大坂志郎  辰三→高橋元太郎大岡忠高→片岡千恵蔵   妙→加藤治子猿の三次→松山英太郎  美乃→本山可久子榊原伊織、
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山本薩夫監督・市川雷蔵主演映画「忍びの者」を久々に観る

1962年公開の大映映画。それまでどちらかといえばキワモノ映画だった「忍術映画」の流れを変えた画期的な作品。その後の忍者映画流行の先駆けとなり大ヒットした。あらすじ時は戦国末期。伊賀の国にいる石川五右衛門(市川雷蔵)は百地三太夫(伊藤雄之助)の配下の忍び。位的には最下層だった。その頃、天下を狙う織田信長(城健三朗=若山富三郎)は宗門の掃討を続けていた。それに対して三太夫は配下に信長暗殺を指示。さら
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テレビ時代劇「大岡越前 第5部」を久々に観る

1978年に放送されたシリーズ第5弾。全26話。三次役は松山英太郎ではなく弟の松山省二。和田浩治演じる風間駿介の登場、お花が遠藤真理子に変わるなどが特徴。あらすじと感想主な登場人物は次の通り。大岡忠相→加藤剛  雪絵→宇津宮雅代榊原伊織→竹脇無我風間駿介→和田浩治村上源次郎→大坂志郎  辰三→高橋元太郎大岡忠高→片岡千恵蔵   妙→加藤治子猿の三次→松山政路  お花→遠藤真理子徳川吉宗→山口崇高坂
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テレビ時代劇「大岡越前第2部」を久々に観る

1971年放送の第2部。全28話。この第2部の第2話から松山英太郎演じる猿(ましら)の三次がレギュラーになり、長く活躍することになる。あらすじと感想レギュラー陣は次の通り。大岡忠相→加藤剛  雪絵→宇津宮雅代榊原伊織→竹脇無我  千春→土田早苗村上源次郎→大坂志郎  辰三→高橋元太郎大岡忠高→片岡千恵蔵   妙→加藤治子その他、天知茂、里見浩太朗、山口崇、中村竹弥、志村喬、武原英子、松山英太郎、望
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東映時代劇映画「赤穂浪士」(1961年版)を久々に観る

1961年公開の東映時代劇映画。東映創立10周年記念映画として製作された。配役は大石内蔵助……片岡千恵蔵 千坂兵部……市川右太衛門 堀田隼人……大友柳太朗吉良上野介……月形龍之介脇坂淡路守……中村錦之助堀部安兵衛……東千代之介浅野内匠頭……大川橋蔵   伝吉……中村賀津雄 大石主税……松方弘樹 上杉綱憲……里見浩太朗柳沢出羽守……柳永二郎など。ザ・ダイジェスト版忠臣蔵。驚くほど間がすっぽかされ一人
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深作欣二43・東映時代劇大作映画「柳生一族の陰謀」を久々に観る

1978年公開の東映時代劇映画。時代劇復興を目指して大ヒット。しかしその路線はあまり続かなかった。監督は深作欣二、主演が萬屋錦之介。あらすじ時は徳川2代将軍・秀忠が急死したころ。3代将軍の座は長男の家光(松方弘樹)が継ぐべきだったが亡き秀忠が次男の駿河大納言忠長(西郷輝彦)を溺愛していたこともあり大奥や老中といった周りを巻き込んでの跡目争いが勃発。松平伊豆守(高橋悦史)から相談された柳生但馬守宗矩
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