1956年公開のイタリア映画。監督・主演はピエトロ・ジェレミ。あらすじ鉄道一筋、真面目に生きてきた男、機関士のアンドレア(ピエトロ・ジェレミ)。幼い末っ子、サンドロはそんなアンドレアの働く姿が誇らしい。しかし、成長した長男や長女からしてみれば仕事ばかりで家にいる時は厳格な父親は疎ましい。ある日、アンドレアの運転する機関車に将来を悲観した若者が身を投げて死んでしまう。その日から、アンドレアの歯車が狂
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1981年公開の007シリーズ第12弾。主演はロジャー・ムーア。主題歌はシーナ・イーストン。ボンドガールはキャロル・ブーケ。あらすじ今回の舞台はギリシャ。イギリスの情報収集船がミサイル誘導装置とともに沈没。それを調査に行った海洋考古学者がぶち殺される。誰の仕業やねん、調べてこいやということでボンドが行くことに。殺し屋ゴンザレスのところに潜り込んだはいいがピンチになるボンド。そこに飛んできたボウガン
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1945年製作のイタリア映画。イタリア・ネオレアリズモと呼ばれる潮流を作った映画。監督はロベルト・ロッセリーニ。あらすじ舞台はナチスの占領下にあるローマ。極限状態の中、人々の生活は苦しい。子連れのビーナ(アンナ・マニャーニ)は迷った末に年下の印刷工・フランチェスコとの結婚を決める。しかし、その彼は反ナチ運動に身を投じていた。二人の結婚を祝う司祭・ピエトロ(アルド・ファブリーツィ)もパルチザン運動に
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1962年公開の007シリーズ第1弾。結構低予算で作られたにもかかわらず、世界中で大ヒット。原作はイアン・フレミング、監督はテレンス・ヤング。主演はもちろんショーン・コネリー。あらすじミサイル実験を妨害する怪電波を調査していたイギリス諜報員が殺し屋たちに殺害された。これを知ったロンドン本部は敏腕スパイ、007ことジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)を「お前、行ってこいや!」とは別に言うとらんが
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1962年公開の大作映画。監督はイギリス映画界の巨匠、デビッド・リーン。主演は本作で大ブレイクしたピーター・オトゥール。アレック・ギネス、アンソニー・クイン、オマー・シャリフらが出演。錚々たるメンバーによる男のドラマが画面いっぱいに炸裂する。第35回アカデミー賞では、7部門制覇という圧倒的評価を受けた。あらすじと感想ひたすら男臭さ全開のドラマ。ま、なんせ女性はまーったく出てこない。ここまで出てこな
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1937年製作のフランス映画。日本で公開されたのは戦後の1949年のこと。監督はジャン・ルノワール、主演はジャン・ギャバン。いわゆる“捕虜収容所もの”映画の原型といえる作品。あらすじ時代は1916年。第一次世界大戦中のこと。フランス軍の中尉マレシャル(ジャン・ギャバン)とボアルデュ大尉(ピエール・フレネー)は偵察飛行中に撃墜される。ドイツ軍の捕虜となった二人は収容所送りとなった。そこにはローゼンタ
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1941年製作のアメリカ映画。日本で公開されたのは戦後結構経ってから。弱冠26歳のオーソン・ウェルズの初長編映画。主人公ケーンも演じており、モデルは当時の新聞王ハースト。あらすじ“バラのつぼみ”という謎の言葉を残して死亡した老人。この老人の名はケーン(オーソン・ウェルズ)。アメリカ新聞界の帝王と呼ばれた男だった。ケーンの人生は波乱万丈。財産相続を巡り母と生き別れになり、手にした金で25歳で新聞社を
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1945年公開のフランス映画。日本では1952年公開。監督はフランス映画界の巨匠マルセル・カルネ。ナチス占領下の中、3年3カ月をかけて完成させた名作。あらすじ舞台は19世紀のパリ。プールヴァル・デュ・タンブルは天井座敷まで鈴なり状態で芝居小屋が立ち並んでいる歓楽街。一方、ろくでもない連中も集まっているため犯罪大通りというありがたくない名前も付けられていた。この街でパントマイムをやっているバチスト(
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2011年公開のイギリス映画。「鉄の女」と呼ばれた首相マーガレット・サッチャーの伝記物語。主演のメリル・ストリーブが第84回アカデミー賞主演女優賞を獲得。あらすじ1979年に欧米で初の女性首相となったサッチャー。改革を断行した姿勢から「鉄の女」と呼ばれた彼女も、首相の座を降りて年老いてからは認知症に悩まされていた。すでに亡くなっている夫、デニスと会話しながらサッチャーはこれまでの自分の歴史を振り返
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1943年製作のアメリカ映画。戦後日本で初めて公開されたヒッチコック映画らしい。主演はジョゼフ・コットン&テレサ・ライト。あらすじ退屈な我が家に飽き飽きしている思春期ですか状態のチャーリー(テレサ・ライト)。大好きな叔父・チャーリー(ジョゼフ・コットン)に来てもらおうと電報を打ちに行くが、そんなことせんでも以心伝心、来るんだなチャーリーが。ところが、大好きだったはずの叔父のチャーリーは未亡人連続殺
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