伝説のコメディ映画「M★A★S★Hマッシュ」を久々に観る

1970年のアメリカ映画。ベトナム戦争泥沼化時の公開とあって米軍が難色を示したという伝説のブラックコメディ。あらすじと感想原作は軍医として朝鮮戦争に参加したリチャード・フッカーが自分の体験をもとに書いた同名の小説。この時期「パットン大戦車軍団」もあったわけだが興行的には「マッシュ」が圧倒した。制作費300万ドルで興行収入8000万ドル超え。主人公の軍医ホークアイを演じるドナルド・サザーランドや同僚
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名作映画「アルジェの戦い」を久々に観る

1966年イタリア・アルジェリア合作映画。あらすじと感想アルジェリアといえば現日本代表のハリルホジッチがサッカー代表を率いたことや古くは流行歌「カスバの女」の舞台ということぐらいしか日本人にとってはなじみがない。最近では人質事件で少し話題になったが。フランスが植民地支配を続けてきた国なんて事はよほど興味がある人でないと知らないわけだがその流血の独立運動史を描いた映画がこの「アルジェの戦い」だ。物語
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戦争映画「西部戦線異常なし」を久々に観る

1930年のアメリカ映画。ディス・イズ・反戦映画というか原点ともいえる一作。おそらくというかたぶん戦争=地獄ということを初めて描いた映画と言える。原作はドイツの作家レマルクが第一次世界大戦に出征した体験をもとに執筆したベストセラー小説。第3回アカデミー賞で作品賞と監督賞に輝いた。あらすじ若者ポールは学校で教師から聴いた愛国心と戦争の美徳に感化され同級生達と勇ましく軍に志願して戦場に向かった。ところ
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伝説のB級アクション映画「ザ・ボス暗黒街の標的」を観る

1973年のイタリア映画。日本未公開だがかのタランティーノ監督のお気に入りとのこと。あらすじと感想イタリア・マフィアの世界を舞台に殺し屋VS組織の裏切り裏切られ最後はどうなる?って感じの話。黒沢明の「用心棒」をヒントに荒野の用心棒から始まるマカロニウエスタンを作り上げたイタリア映画が今度はコッポラの「ゴッドファーザー」に影響されイタリアマフィアはうちらが本場とばかりにマフィアアクションを作ったとい
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マカロニウエスタン・映画「情け無用のコルト」を観る

1968年のマカロニ・ウエスタン。年齢差のあるコンビものというのは意外に珍しいかも。あらすじ主人公スティーブは賞金稼ぎというか各地の助っ人として稼いだ金で恋人と牧場を買って平和に暮らしたいと願っている。かたや年おいたガンマン・デュークはなかなか拳銃を捨てきれない。このあたりの対比はまあまあいい。しかしスティーブの恋人というのがデュークの娘なわけだがいくら黙ってつきあっていたとはいえそこまで怒らんで
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マカロニウエスタン・映画「野獣暁に死す」を観る

1968年のマカロニ・ウエスタン。日本から仲代達矢さんが参加している。あらすじ妻を殺された夫が凄腕の仲間を集め復讐するという単純明快なストーリー。仲代さんはちょっとイカレてる残忍な悪のリーダー。「用心棒」の新田の卯之助が出世したようなもん。仲間を集めるところは「荒野の七人」の様だがまあホイホイ集まる。桃太郎がきび団子で釣るようなもんだ。シナリオの勉強してたらホイホイ集めんと葛藤をいれんかいとか突っ
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マカロニウエスタン・映画「増える賞金、死体の山」を観る

1973年のマカロニ・ウエスタン。日本未公開。あらすじ悪徳将軍の配下に拉致された娘を救うべく軍医が依頼したのは一人の賞金稼ぎと騎兵隊トリオ。4人は配下の集団を追い将軍の砦に辿りつき娘を救出しようとする――という話。感想マカロニウエスタンも終焉の時期。話のネタがないのか中途半端感満載。アクションはまあ観れなくないけど(傘にマシンガン仕込んでたり)いかんせん動きがスローでないかい?あと明らかにこのシー
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名作マカロニウエスタン・映画「夕陽の用心棒」を観る

1965年のマカロニ・ウエスタン。主演はジュリアーノ・ジェンマ。この時はモンゴメリー・ウッド名義。なぜだか日本未公開。あらすじと感想個人的にはマカロニウエスタンのなかでも上位に入る出来栄え。なんちゅうても脚本がよくできてる。素直にオモロい。そりゃこれ一作でマカロニのスターにもなりますわな。ジェンマの名前はリンゴ。あだなはエンジェル・フェイス。軽い感じの役柄なのだが、早撃ちは天下一品。出だしから自分
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マカロニウエスタン映画「二匹の流れ星」を観る

1967年のマカロニウエスタン。あらすじと感想主演はゲイリー・ハドソン。誰やねんと思ったらジャンニ・ガルコ。変名かい。出だしはなぜか日光浴。のどかだねえと思ったら主人公のジャンゴ(そんなんばっかり)が隣に寝そべる男に話しかけるのだが実は自分が殺した賞金首というなかなかインパクトのあるオープニング。一方、敵役の主人公であるマヌエルは昔自分を裏切った男の元を復讐に訪れ娘を拉致。このボンクラ男がジャンゴ
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マカロニウエスタン・映画「アヴェ・マリアのガンマン」を観る

1969年のマカロニ・ウエスタン。日本では劇場未公開。あらすじケガをしている男ラファエルを助けたセバスチャン。何とラファエルはかつてのダチでセバスチャンとよく遊んでいたというのだがその頃の記憶を失っているセバスチャンはよくわからない。しかしラファエルの指摘で徐々に記憶が甦ってくる。自分は将軍の息子でラファエルは使用人の息子だった。しかしある日、父親は殺され母は父を殺した男と今も生きていると知る。一
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