2003年公開の日本映画。
前作の大ヒットを受けまたまた大ヒット。
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「湾岸署史上最低最悪の3連休」と銘打たれた本作。
脚本を書いてる仲間の間では1の評価が高かったが
自分としてはこっちの方が面白かった。
1の有名なセリフを逆手にとった
「事件は会議室で起きているのでは?」
という視点がとても面白い。
しかしまあ、この映画をプロデュースした
亀山さんは最近フジテレビ社長を降りたり
演じていた俳優さんたちのその後を見ると
隔世の感がありますな。
あと、何回観ても真矢みきの役はピンとこない。
あそこだけ空気感が違うというか。
まあそういうのを狙ったのかもしれないけど。
この時点でも刑事課フロアが禁煙だったり
青島の机上にも1本吸ったら100円という
罰金貯金箱があったりする。
今なら貯金箱どころの騒ぎではないわな。
街頭監視カメラの試験的導入が行われたのもこの頃。
今ではそこかしこに監視カメラがある。
犯罪検挙から犯罪抑止へということもあるだろうが
あんまり世の中変わってないねえ。
ま、なんやかんや言っても自分の身は
自分で守らんとしゃあない。
しかし、凋落の一途を辿るフジテレビだが
お台場なんかも影響受けるのでは。
だいたいあんなとこに移転したのが間違いでは。
やっぱりテレビ局は庶民の中心地におらんとねえ。
ま、フジテレビが元気だったころは
こんなの作ってたというもはや想い出映画になりつつあるが、
エンタテインメント性は抜群の本作を
たまには観て自分を振り返るのもいいのでは。