1974年の東映映画。
監督は「トラック野郎」作る前の鈴木則文。
主演は多岐川裕美、共演は山内えみこ、渡辺やよい、渡辺文雄、谷隼人など。
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あらすじと感想
シスターだった母親の死因を突き止めるべく、修道院入りを決意する多岐川魔矢。
こんな名前つけた親の死因なんか探らんでもええやろと思うが、そんなこと言ってたらドラマは成立しない。
魔矢は修道院入りする前日、キイハンターじゃない夜の手配師健太(谷隼人)と知り合い寝る。
翌日からセントクルス修道院の女囚じゃない
助修女となった魔矢は儀式で洗礼名をテレジアと名付けられる。
なんで助修女かというと要は寄付金払ってないのだ。
金払ったら歌隊修女の待遇で扱われ当然のごとく助修女とは雲泥の違い。
世の中金かい。何習とんねん。
それはいいとして助修女の部屋につれてかれたらまあメンバーが濃い。
片目つぶれた少年刑務所上がりの山内えみことか、
一方清純な感じの渡辺やよい(似合うなあこういうの)、その他もろもろ。
で、厳しい修道女の日課が始まる。
真夜中の礼拝堂でお祈りさせられ、薄暗い農場で農作業やらされ。
何の勉強なのよ。
「情欲」の講義まであったりする。
講義するのは副院長定子。決してテレビ画面から飛び出してくるわけではない。
そもそも漢字が違うか。
情欲の塊にしか見えない三原葉子が講義というのがまたベタな。
で、ちょいと意見言った魔矢と
山内えみこは他の修道女から嫌われるが
そこは類は友を呼ぶの言葉通り二人は仲良くなる。
しかし、情欲の副院長はある修道女にスパイを命じ二人の行動は筒抜けに。
しかもメンバー途中で変える念の入れよう。
そのご褒美は……やっぱり身体だ。
そのレズ模様を目撃した魔矢。
ここからまあ裸にされるわ
十字架に磔になるわ
渡辺文雄にはセクハラされるわ
情欲の副院長には鞭打ちされるわ、ロクなことがない。
まあ最後は意外とすがすがしい?のだが。
海外では過激なカルト作品とのレッテルを貼られ、
日本では多岐川裕美のヌードが見れるという伝説の作品をぜひご観賞あれ。