1968年のマカロニ・ウエスタン。
日本から仲代達矢さんが参加している。
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あらすじ
妻を殺された夫が凄腕の仲間を集め
復讐するという単純明快なストーリー。
仲代さんはちょっとイカレてる残忍な悪のリーダー。
「用心棒」の新田の卯之助が出世したようなもん。
仲間を集めるところは「荒野の七人」の様だがまあホイホイ集まる。
桃太郎がきび団子で釣るようなもんだ。
シナリオの勉強してたらホイホイ集めんと葛藤をいれんかいとか
突っ込みが入るとこだが、人間ドラマ書いてんじゃねえんだから
前半ちゃっちゃと切り上げるためにこういう展開になるわいな。
初老の保安官あがりのガンさばきが
うまいとかどうとかよりなぜか目に留まる。
で、見所はどこかといえば
冬の森で闇の中一人ずつぶち殺していく感じが
必殺仕事人(これの方が後だが)ぽくっていい。
冬枯れの木々をバックにラストの銃撃戦(とはチト違うが)
終わり方もポジティブというか爽やかでマカロニらしくない感じ。
お前まだ生きとんのかい、と思ってしまう登場人物もいる。
アメリカ西部劇っぽいかな。
独特の雰囲気で日本人俳優が活躍(殺されるけど)する
外国映画ということでまあ観といて損はないのでは。