1975年放送(日本では1976年)の31作目。
シリーズを支えた名脚本家ピーター・フィッシャーの最後の作品。
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あらすじ
精神科医コリアーは女好きの野心家。
患者の人妻ナディアといい仲になるが
夫にばれてしまいはずみで夫を殴り殺してしまう。
口裏を合わせ難を逃れようとするコリアーだが
コロンボにばれそうになりナディアに催眠術をかけ自殺に見せかけて殺害する。
事件のカギを握るのはコリアーのアリバイ。
唯一の目撃者は盲人。
コロンボはある手を使いコリアーに罠をかける――という話。
感想
刑事コロンボでは犯人がこれまでに登場した
殺人犯と同じ職業になることが何回かある。
今回の精神科医は記念すべき第1作目の「殺人処方箋」以来のこと。
演じたのはジョージ・ハミルトン。
キザな伊達男を演じているが実生活でも
プレイボーイとして知られたお方である。
最後のコリアーを引っ掛けるトリックは
今日ではそれほど珍しいものではない。
というより刑事コロンボにはこのテの引っ掛け方は結構ある。
果たして裁判で証拠として使えるのか?
なんてことは考えずに楽しむ。
それが一番ですわ。