ジョン・グリシャム原作映画「評決のとき」を久々に観る

1996年公開のアメリカ映画。
「ペリカン文書」や「依頼人」のジョン・グリシャムがプロデューサーも兼ねた作品。

あらすじ

舞台はミシシッピーのとある街。
レイニーウッドの「さらばミシシッピー」しか連想せんが。

そこで黒人少女が白人青年2人から暴行を受け少女の父親が犯人を射殺。
新人弁護士が父親の弁護を引き受けるが、周囲に様々な犠牲を生み大きな社会問題へとなっていく――という話。


感想

要するにやむにやまれぬ復讐は認められるのかどうか。

原作はジョン・グリシャムのデビュー作で
本人が実際新人弁護士時代に遭遇した少女のレイプ事件に胸を打たれ執筆したとのこと。

自伝的な作品なのでプロデューサーもやり、キャスティングにもかかわったそうだ。

弁護士の手伝いをする法学生はサンドラ・ブロック。
この頃はまだ若手女優で人気上がりまくってた頃。

弁護士ジェイク役はマシュー・マコノヒー。
当時は「誰?」って感じで大抜擢でしたな。

その他、サミュエル・L・ジャクソン、ケビン・スペイシー。

豪華。

サザーランド親子の共演もあるし(立場は全然違うが)。

家は燃やされるしいろいろ迫害を受けながらも
正義のためにがんばる弁護士の姿はいつの時代も感動を呼ぶ。

このテの作品はいつ観てもいい。
それだけ現実は理不尽ってことなんだけど。

思い出すのはヘンリー・デンカー「復讐法廷」。
法廷ミステリーの最高峰とも言える作品。

そういえば同じタイトルで似たような内容でテレビドラマ化したにもかかわらず
原作と表示もせずテロップ流しただけで済ました話がありましたな。

もしあれが新人の作品でコンクールに出されたものならどうなるか?
100%パクリだなんだと言われ非難ごうごう間違いなし。

ま・・・世の中理不尽だわな。

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