金田一耕助シリーズ11「悪魔の手毬唄」を久々に観る

1990年TBS系列で放送。
金田一耕助シリーズ第11弾。
ゲストは有馬稲子、藤岡琢也、汐路章、江波杏子、加藤武など多士済々。

あらすじ

岡山県警の磯川警部(藤岡琢也)に誘われ、
人里離れた鬼首村にやって来た金田一耕助(古谷一行)&等々力警部(ハナ肇)。

ところが着いた早々、
等々力警部は呼び出されて
地酒と山菜を楽しむこともできずとんぼ返り。

磯川警部が金田一を誘ったのにはある理由があった。
宿泊している「亀の湯」の女主人・青池リカ(有馬稲子)の
夫・源治郎が殺された事件を調べてほしいというのだ。

しかし、事件は二十年前の未解決事件。
頭を抱える金田一だが、磯川警部の懇願で一応やる気に。

だが、ご存じの如く
村に古くから伝わる手毬唄の歌詞に沿って
三人の娘が次々と殺されていく。

奇怪な連続殺人と過去の殺人事件の結びつき、
旧家同士の確執がもたらす人間の愛憎に金田一は――という話。


感想

『犬神家の一族』の大ヒットを受けて製作された映画版
高視聴率が続き話数が伸びたためやけくそ丁寧な連ドラ版に比べりゃ
ダイジェスト感はあるものの、コンパクトにまとまっている作品。

これはこれでよくできてると思うのだが。
藤岡琢也さんの磯川警部は合うなあ。
途中でリカに告白しちゃう設定は斬新かも。

石黒賢さんの歌名雄は一番イメージに合うような。
なんか村の青年団にいる感じがするもの。
伊藤つかささんの千恵子は・・・出番が少ないわね。

製作条件って千差万別なので、
100本の作品があれば100通りの状況がある。
みんなそれぞれの立場から限られた条件下で
いいものを作ろうとしていることは理解してほしいよねえ。

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