名探偵ポワロシリーズ第28弾。
原作は短編「クリスマス・プディングの冒険」。
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あらすじ
チョコレート専門店で500グラム買って、
ひとりでのんびりクリスマスを過ごそうとしていたポワロ。
ところが店から出てくると、いきなり外務省に連れていかれる。
エジプトの次期国王・ファルーク王子が、
知り合った女性に王家のルビーが付いたペンダントを持ち去られたというのだ。
そんなことは私の仕事ではないというポワロだが、
事件が公になるとまずいイギリス政府は構わず調査を依頼。
ファルークいわく、ルビーの話は
父の旧友であるエジプト学者・レイシー大佐の邸宅でしかしていないとのこと。
手がかりを求めてレイシー邸に向かったポワロは、
情報収集しながら見事にルビーを取り戻す。
しかし、ボンクラ王子は犯人も見つけてくれと言い出す。
マナーのかけらもない王子にムカつきながら、
ポワロはレイシー邸でクリスマスを過ごすことに――という話。
感想
のんびりクリスマスのはずが
国の思惑も絡んだ事件に放り込まれるポワロ。
まあ、のんびりクリスマスではドラマにならんからねえ。
古今東西、わがままな殿下というのはどこにでもおるもんで。
ああいう風に育つのは、周りも悪いんでしょうな。
オレら戦国時代とかに生まれてたら、どうなんだろ。
やっぱりそれなりに育つんでしょうな。環境って大事だ。
ほのぼの感&サスペンスがうまくミックス。
子供らの存在も大きいのかもね。