松竹映画「江戸川乱歩の陰獣」を久々に観る

1977年公開の松竹映画。
原作は江戸川乱歩、監督は加藤泰。
主演はあおい輝彦&香山美子。

あらすじ

本格探偵小説を書いている寒川光一郎(あおい輝彦)。
ある日、読者だという人妻・小山田静子(香山美子)が現れる。

なぜだかうなじにミミズばれがある美人の静子いわく、
昔の恋人である作家に脅迫されてるとのこと。

しかも、静子と実業家の夫・六郎(大友柳太朗)との
夜の営みのことまで脅迫状に詳細に書かれているというのだ。

寒川はそんなことは警察に言うてくれとは一言も言わず、
小山田邸の天井裏を調べた結果、何者かが侵入した痕跡を見つけた。

やがて、第二の脅迫状が届き、
その予告通りに六郎が溺死体となって発見された。

寒川は静子の魅力に次第に惹かれていき――という話。


感想

相変わらず観てもようわからん話(笑)
まあ、ミステリーとしてはイマイチだが、
ラブサスペンスとしてみればアリなのかな。

なんちゅうても女優陣は皆さんキレイですからな。
1977年なので、前年は『犬神家の一族』が大ヒット。
当時の興収で20億はそりゃもう万々歳。

犬神家は角川映画だけど、配給は東宝。
それに対抗して松竹は乱歩だ~と思ったんかねえ。

だったら、明智小五郎でいかんと。
なかなかこういうザ・芸術みたいな映画ではしんどいですわな。

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