名探偵ポワロシリーズ第21弾。
原作は同名短編ミステリ。
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あらすじ
フラワーイベントで、自分の名前が新しいバラの品種になるとあって、
めっちゃ高いコロンを買い、身だしなみ整えまくって出向いたポワロ。
そこでポワロは、車いすに乗った老婦人・アメリアと遭遇。
花の種が入った袋をもらい、自分のファンだと思ったポワロ。
ところが帰宅してみると、事務所にアメリアから手紙が来ていた。
そこに書かれていたのは、誰にも気づかれないように調査がしたいという内容。
翌日、ポワロは花粉症で苦しむヘイスティングスに留守番をさせ、
ミスレモンとともに、アメリアの家へ向かう。
すると、アメリアはすでに亡くなっていた。
外出していたメイドのルーシーはアリバイ成立。
アメリアに毒を飲ませたのは、
姪のメアリ―、その夫・ヘンリー、
コンパニオンのロシア人・カトリーナの誰なのか――という話。
感想
無駄のない本格ミステリ。
留守番をするヘイスティングスも、
ついていくミスレモンもそれぞれ事件の謎を解く手がかりに。
カトリーナの元貴族って設定がいいやな。
スパイ疑惑まで出てくるし、時代背景が感じられる。
ヘイスティングスの花粉症もラストにオチが。
全体的によくできてると思うなあ。