1973年公開の日活ロマンポルノ。
脚本は中島丈博、監督は小沼勝。
主演は山科ゆり。風間杜夫、宮下順子、坂本長利などが出演。
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あらすじ
ある日、日本画家・幻舟(坂本長利)の養女・みな子(山科ゆり)は
東京から京都に転勤してきた銀行員・黒木(風間杜夫)と見合いすることに。
黒木はみな子を気に入るが、みな子には養父との乱れた関係があった――という話。
感想
70年代前半の京都の風景が全開のお話。
昼下がりは全く関係ない気がするけど、そんなことは気にしない。
ドラマと裸が楽しめればそれでいいのだ、たぶん。
山科ゆり&風間杜夫コンビって結構多いのだが、これが初めてかな。
見合い後の初めてのデートで黒づくめ。さそりですか、アンタは(笑)
でもいいのだ、似合ってれば。
ロマンポルノからその後映画やテレビドラマで活躍したのは
役者からスタッフまでたくさんいらっしゃるのだが、
山科ゆりさんなんかもっと売れてもよかったのにね。
いろんな役どころで登場ってことに関しては、
1、2を争う存在だったんじゃないかなあと思うんだけど。
80年代だったら描き方がまた全然違うだろうから、
やっぱり作品ってのは時代を表す鏡なんだねえって感じ。
しかし芸術家って変態じゃないと大成せんのだろうか(笑)