極妻シリーズ11・東映映画「極道の妻たち 赤い殺意」を観る

1999年公開の装いを新たにした極妻シリーズ第11弾。
主演は高島礼子。野村宏伸、野川由美子、かたせ梨乃、中尾彬などが出演。
これまでのシリーズと違う趣としては渡嘉敷勝男、諸星和己の参加だろうか。

あらすじ

舞台は大阪。
盆踊りの最中、高須組組長(名古屋章)が何者かに刺殺された。
妻・由紀(高島礼子)とグアムへ新婚旅行中の息子・俊之(野村宏伸)は急遽帰国。

由紀は俊之の反対を押し切り、初めて足を踏み入れた本宅で
義母・綾(野川由美子)と暮らすことを決める。

跡目を若頭の田所(永島敏行)が俊之にと望んだことに、
古参幹部の戸田(六平直政)らは反発。

組のために刑務所に入った幼馴染の水原(古田新太)と面会した俊之は、
堅気の運送会社を捨てて二代目就任を決意する。

ところが、由紀と二人でいるところを襲われ、
俊之は死亡し、由紀は重傷を負う。

すべては慎重を装っていた幹部・根元(中尾彬)の企みだった。
田所も命を落とし、由紀と田所の妻・寿美(かたせ梨乃)は復讐の旅に――という話。


感想

この上なくわかりやすい展開。
面白くないことはないのだけれど、なんやろねえ全体的に薄味というか。
内部抗争の話なんで、もっとコテコテに行ってもらった方がピンと来るかな。

メンツを若返らせてギラギラ感を出すとかね。
なんか無理して策略巡らせんでも、
結構ええ暮らししてまんがなとか思っちゃう。

極妻に押されてそうなったという風にすると
極妻が悪く見えちゃうし、そのあたりのバランスは難しい所ですな。

銀行のところに突っ込んでいくわけにもいかんしねえ。
それでもまだ作れてたうちはいいけど、
題材から人手から何から何まで含めてこれからこのテのものはさらに難しくなるのかな。

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