1989年本国放送の名探偵ポワロシリーズ第10弾。
原作は「夢」。
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あらすじ
「1935年度のわが社のパイの売り上げは最高を記録した」と語る
ベネディクト・ファーリーはワンマン経営者として名が通っている。
その彼から夜9時半という異例の時間に
相談あるからちょっと来んかい、と呼ばれるポワロ。
彼が言うには、最近自殺する夢ばかり見るんや、
誰かがワシにそんなことができる方法あるんかいと
別に関西弁で言うとるわけではないがそんなことを聞く。
それだけの情報ではちょっと・・・
ポワロが言うと、ほな帰ってええわって感じに。
外で待たせていたヘイスティングスの車に乗ったポワロは憮然。
ところが翌日、彼が言っていたのと同じ状況でベネディクトの遺体が発見された――という話。
感想
ミス・レモンのタイプライターを巡るエピソードなど
わりと好みっちゃ好みの作品。
手がかりの掴み方とタイプライターにまつわる
エンディングの部分にひっかけてるのがいいんだよね。
これを観るたび、ムチャクチャひねくり回さんでも
トリックを考えられる手法ってあるもんだなあと思う。
大量生産の食いもんがイマイチなのは今も昔も変わりませんな。
ま、好みの問題だから別にいいんだけど、違いのわかる男でありたい。