1989年本国放送の名探偵ポワロシリーズ第9弾。
原作は「クラブのキング」。
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あらすじ
ポワロと違って人当たりの良いヘイスティングスはお友達が豊富。
今日もポワロとともに友人・バニーのいる映画撮影スタジオへ。
ところが、そこにはポワロの旧知の人物が。
モラニア国の王子・ポールである。
そのポールの婚約者が映画の主演女優・バレリー。
和気あいあいと撮影が・・・なわけがない。
俺は偉いんだ的な撮影所のボス・リードバーンが仕切りまくり。
サイレント作品でならしたベテラン俳優・ラルフもボロクソに。
そして越後屋じゃなかったリードバーン、
バレリーに今夜うちに来いやぐへへ状態に。
ボスに逆らえないからバレリーは大雨の中、
リードバーンへの屋敷に出向くが、リードバーンは死んでいた――という話。
感想
サイレントからトーキーへと映画の形態が変わる中で、
こんなこともあったでしょうなあと思うお話。
ザナックだったっけ?めっちゃ権力のあったプロデューサー。
映画に出た女優はすべて寝たなんてプロデューサーもおったような。
ま、そういう時代だったからこそ作れた作品もあるだろうし、
一概には否定しがたい部分もないではない。
それはそうとして、ポワロは犯人を見逃すことになる。
ていうか、実際犯行?というかそれに近いことがあったかは定かでない。
ま、シーンを入れればいいというものではないけれど。
あえて入れないのもイギリス風でいいかも。
しかし、全体としてはもう一つの内容かなあ。