名探偵ポワロ第6話「砂に書かれた三角形」を久々に観る

1989年本国放送の名探偵ポワロシリーズ第6弾。
原作は「砂にかかれた三角形」。

あらすじ

エーゲ海南部にあるロードス島に休暇でやってきたポワロ。
のんびり過ごして帰りましたとさ・・・となるはずもない。

事件は必ずやってくる。
同じホテルに滞在していたトニー&バレンタイン夫妻と
ダグラス&マージョリー夫妻との間でトラブルが勃発。

さすが5回結婚しているバレンタイン、
ダグラスにアプローチしまくって仲良くなったのがきっかけ。

時々顔が宮崎美子に似ている感じのパメラに
声をかけられながらポワロは危惧するが休暇を終えて帰ることに。

ところが、スパイの疑いをかけられ出国できず。
その間にバレンタインが毒殺されてしまう。
バレンタインが飲んで死んだピンクジンは本来トニーが飲むはずのもの。
なもんで、ダグラスお前の仕業だろ状態になりダグラスは逮捕される。

追いかけてきたパメラにその話を聞いたポワロは
ホテルに戻って事件を推理することに――という話。


感想

海外に出ましたポワロさん。サングラスなんかかけちゃって。
ご機嫌なんかななめなんかイマイチわからんが、とにかくのんびり。

それをかき消す事件が勃発し、帰れんかったし事件を推理。
最初はただの嫌な奴に見えたバーンズ少佐も活躍してくれる。

舞台となるロードス島というのはもともとはトルコに占領された場所だが、
ドラマの1930年代にはイタリアの領土。

なので、ムッソリーニの黒シャツ党が出てくるし
警部はオメーはムッソリーニか状態なわけ。
街の雰囲気はトルコ支配が長かったからアラブっぽいけど。

どこの国の領土かで雰囲気はいろいろ変わりますわな。
メイドにネクタイの扱いを指導するポワロは相変わらず。
出来る人は変人なのだ。

砂に書かれた三角形ってタイトルは結構好き。
要は三角形の作り方がポイントなのよね。
5回結婚しているバレンタインってのがひっかけではある。
横溝正史「仮面舞踏会」の鳳千代子ってこれがヒントなのかな。わからんけど。

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