1982年放送のシリーズ第2弾。
ゲストは泉谷しげる、千石規子、秋谷陽子、青木義朗など。
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あらすじ
酒代の代わりに茶店で薪割りをしていた春夏秋冬(三船敏郎)。
店の主人が驚くスピードで薪割りをし終わり酒を飲む。
すると、駕籠を襲う一段の姿が目に入る。
最初はかまわず酒を飲んでいたが、店の主人がうるさいのと
襲われてるのが子どもだったことから助けに行く。
子どもは笠間藩七万石の嫡子・菊千代で
藩主が病気に倒れたため江戸から呼び戻されたのだった。
菊千代が逃げたのを見てやれやれと歩いていく春夏秋冬。
ある日、足を怪我したという老女・たね(千石規子)に呼び止められる。
騒ぎ立てるのでたねをおぶってやると、
たねが指示して春夏秋冬が見たのは自分が野党一味とされた手配書だった。
野党一味は菊千代をかどわかし、姿をくらましたという。
春夏秋冬がたねをおぶって家まで連れてくると、
子ども達にからかわれている男の姿が。
たねは自分のせがれ・多助(泉谷しげる)だと言う。
春夏秋冬には見覚えのある顔だった。
多助は菊千代を連れて逃げた男だったからだ――という話。
感想
笠間藩を巡り、善・悪・幕府の三つ巴の争いのお話。
木枯し紋次郎×荒野の素浪人みたいな三船さんが巻き込まれていく。
この前はちょっと少なすぎたなと思ったのか、前作よりもアクションは多め。
なんやかんやで三船さんの馬に乗る姿はかっこいい。
しかし、物語のハイライト的な部分は泉谷さんと千石さん親子のところ。
狂人を装って菊千代を守る多助と、それを支持して死んでいくたね。
そして三船さんの怒りが爆発して
元祖三船が特別機動捜査隊の三船主任を叩っ斬る。やはり元祖強し。
伊沢一郎さん、近藤宏さん、八名信夫さんもいてよろしいですな。
秋谷陽子さんはこういう役のイメージ強いな。
三船プロ所属だったのね。
特捜最前線であしながおじさん二谷さんとの話も印象的。
恋人殺されてグレて立ち直るやつね。
まあ、はっきり言えば一時間でもできるんちゃうって内容なんだけど(笑)
これはこれで、ゆったり観れてええのかもしれんね。