１９８１年フジテレビ系列で放送されたシリーズ第１弾。
主演は三船敏郎。脚本は田坂啓、監督は池広一夫。
ゲストは竹田かほり、西郷輝彦、鈴木瑞穂、佐藤友美など。
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あらすじ
やくざの用心棒になったはいいが、
やり方が気に入らずぶちのめしては旅する侍がいた。
それを聞きつけた百姓の娘・たき（竹田かほり）は
用心棒になってくれとその侍に頼む。
侍（三船敏郎）は春夏秋冬と名乗った。
最初は断る侍だが、たきが宿場女郎になって
金を作ろうとしたのを見て話を聞くことに。
父の仇である立石藩家老・結城小十郎（西郷輝彦）を
斬ってほしいというのだ。
それを聞いた侍の表情が曇る。
侍と立石藩にはある因縁があった――という話。
感想
ザ・オーソドックス時代劇。
あるとこに行って問題解決して去っていく。
ま、心地いいっちゃ心地いい。
梅津栄さん、江幡高志さんなどおなじみの顔が序盤をにぎやかし、
中途半端に悪い花沢徳衛さん、伊達三郎さん、草薙幸二郎さんがいて、
剣の達人に鈴木瑞穂さん、じっと時を待つ西郷輝彦さん。
百姓一揆を考える今福将雄さん、春夏秋冬と過去のある佐藤友美さん。
血気盛んで速攻斬られる平泉征さん、正義側で斬られる常田富士男さん。
などなど、適材適所に人材を配置している時代劇はわかりやすい。
そして竹田かほりさんはやっぱり可愛い。
三船さんは言わずもがな、ザ・三船敏郎状態。
歳とってきたせいか、アクションは少なめ。
馬に乗る姿はやっぱりさすがだねえと思うけれど。
ま、のんびり楽しめる作品。
