土曜ワイド劇場「天才刑事・野呂盆六8」を観る

2013年8月10日放送。
シリーズ第8弾。

といっても土曜ワイド劇場になってからのことで
本当はその前にTBSで2話だけ放送されている。

なので通算でいえば10作目だ。

最初に放送されたのはもう22年前ぐらい。
その時は「刑事・野呂盆六」だった。
倒叙ものはミステリーの1ジャンルで
有名なのはあの「刑事コロンボ」。

今回の内容は

盆六と会う予定だった写真家の丸賀が殺された。
丸賀は女優の川島可子の不倫現場を写した写真を所持していた。

次いで、可子の夫が何者かに絞殺される。
警察は当然アリバイのない可子に疑いの目を向ける。
取り調べを受けた可子は驚きの供述を始める。

曰く、丸賀の元弟子・三俣東見に交換殺人を持ちかけられたと。

ところがぎっちょんちょん、警察の捜査によって
それらはすべて嘘八百という話になる。
一人、可子は犯人ではないという盆六。

盆六は東見を疑い追及を始める。
飼い猫の名前が「マタハリ」で「川島芳子」の
女スパイといった歴史的な話のからみなどが面白い。

正面切って結構早い段階からあんたが犯人と言い切る
盆六の姿も珍しいと言えば珍しい。

さすが長坂脚本と言いたくなる箇所が結構ある。
あるんだけど、2時間サスペンスの弊害というか
何てもかんでも最後いい話に持ってかんでもなあと思う。

あと別に交換殺人もちかけん方が
ばれにくくないか? と素直に疑問。

動機もまあそうといえばそうかなあ・・・みたいな。

しかし初期から観ていると
盆六の使用してるカメラとか音声レコーダーが
社会の進歩と共に変化している姿を観るのが面白い。

ずっと続けてもらいたいシリーズの1つである。

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