探偵神津恭介の殺人推理8「伊豆下田海岸に赤い殺意が走る」を観る

1988年土曜ワイド劇場枠で放送。
神津恭介の殺人推理シリーズ第8弾。
ゲストは梶芽衣子、三浦真弓、前作に続いて登場の蜷川有紀など。

あらすじ

敏腕弁護士・浜野笙子(梶芽衣子)の取材に出向いた研三(大和田獏)。
恋人の信子(森口瑤子)との映画デートを断って取材に。

まあライターとはそういうもんである。
場所は笙子の顧問先・アパレルメーカー「シン・イトウ」の向かいの喫茶店。
浮かれ気分でロックンロールじゃなかった取材を進めていると、
突然「シン・イトウ」のビル前にパトカーがドヤドヤと。

なんだなんだと行ってみると、「シン・イトウ」の社長(勝部演之)が毒殺されていた。
怪しいのは金を無心に来ていた前妻の弟・吉本(高峰圭二)、
後妻の陽子(三浦真弓)、秘書の雅枝(蜷川有紀)など複数。

社長の息子・隆(新田純一)は父親と違い、真面目な男。
隆の彼女は笙子の娘・まゆみ(伊藤真美)。

遺産相続を巡る争いが勃発し主要人物が伊豆に集合する中、隆が何者かに殺された。
ドロドロする人間関係の背後に隠された真実に、神津恭介の推理は――という話。


感想

近藤正臣&梶芽衣子といえば映画『動脈列島』とか、
松本清張ドラマ『溺れ谷』など多くの作品がある。

なもんで二人がいるとものすごーくドラマが安定。
セリフ棒読みの若手がいようがなんのその。
ドラマは粛々と進行していく。やっぱりキャスティングってのは大事だ。

海に向かって叫びまくる隆の暑苦しさ。
そりゃ崖に突き落とされるで、アンタ(笑)

もはや明智小五郎シリーズに匹敵する安定感。
メンバー的にも内容的にもシリーズの中では好きな方かな。

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