ジョニーデップ・アンジェリーナジョリー主演映画「ツーリスト」を観る

2010公開のアメリカ映画「ツーリスト」。
2005公開のフランス映画「アントニー・ジマー」のリメイク。
元々はトム・クルーズとシャーリーズ・セロンの予定だったらしい。
結果的にはこれでよかったのでは。



あらすじと感想

冒頭、警察の監視を受けているエリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)。
大物犯罪者で恋人からの指示を受け、
尾行を振り切りベネチア行きの列車に乗る。

指示は「自分と似た体格の男を探せ」。
選ばれたのはさえない数学教師フランク(ジョニー・デップ)。

水の都ベネチアで捜査当局とギャング双方から
狙われるフランクとエリーズ。

果たして二人の運命は? っていう話。

ハリウッドらしくわかりやすい展開。
ミステリーに分類されているが
どう見てもラブロマンスの方が近い。

舞台のベネチアの風景が美しい。
ある意味この風景が一番の主人公。

ヒッチコックの作品をイメージするとわかりやすいかも。
ていうか意識してんだろうな。
昔ながらの良さというか。

特に優れたストーリーってわけじゃないけど観て損はない。

批評家からはボロクソに言われたらしいが。

しかし警部役のティモシー・ダルトン歳とったねえ。
007が一時期製作中止せんかったらこの人ももっと売れたかも。
元気そうでなにより。

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