1988年火曜サスペンス劇場枠で放送の京都女性記者シリーズ第1弾。
原作は夏樹静子、主演は坂口良子。
若林豪、本田博太郎、芦川よしみ、内田朝雄などが出演。
あらすじ
毎朝新聞社京都支局の記者・三木旦子(坂口良子)。
ある夜、周山街道の峠で飛び降り自殺を図る女性を目撃。
近くの民家から支局長・高倉(若林豪)に連絡。
同僚の及川(本田博太郎)が駆けつけ助けられた女性の顔を見た旦子。
旦子は彼女が日本舞踊の洞院流家元夫人・由紀(芦川よしみ)と気づく。
スクープだと思いきや、高倉の命令で原稿はボツに。
洞院流のボス・俊斉(内田朝雄)がマスコミに手を回したのだ。
やりきれない思いの旦子は恋人のカメラマン・秋川(加納竜)に連絡するが
秋川は何日も前から姿を見せない状況。
家に行ってみると荒らされた形跡が。
旦子は秋川が支局に残したフィルムに写っていた
洞院流を巡るスキャンダルを追いかけることに。
やがて秋川の死体が発見され――という展開。
感想
京都ほど2時間サスペンスの舞台になった地域はないのでは。
なんせ毎週に近いぐらい殺人事件が起こるのだから。
この京都女性記者シリーズも結構続いたのだが、
正直なんでそんなに続いたのかはよくわからない。
特別どこか特徴が秀でているわけでもないし。
女検事とか女性記者とかそういう名称も
ジェンダーだなんだという今じゃごちゃごちゃ言われそう。
それもどうかと思うのだが。
ひどいのになると電車でぶつかって女性差別と叫んだ人がいるそうな。
そりゃなんぼなんでも勘違いじゃないかねえ。
ま、主張すりゃいいってもんじゃないのよね何でも。
で、ドラマの話だがとにかく設定のイマイチ感が拭えない。
なぜに支局長が告白する?とか、秋川の恋人感の無さとか。
でも続くからにはそれなりの理由があるはずで。
とりあえず次も観てみようかね。