1989年イギリス製作の記念すべき第1弾。
原作はアガサ・クリスティー『料理人の失踪』。
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あらすじ
世界一の探偵を自任するエルキュール・ポワロ(デビッド・スーシェ)。
その彼に「失踪したコックを捜してくれ」との奇妙な依頼が。
無礼な態度の依頼人・トッド夫人に内心腹を立てながら
「腕のいいコックというのは貴婦人の真珠と同じ価値がある」
という夫人の言葉が気に入り、依頼を受けるポワロ。
相棒・ヘイスティングス(ヒュー・フレイザー)とともに
ポワロはロンドン郊外にあるトッド家に赴いた。
そこで失踪したコック・イライザの同僚・アニー、
帰宅したトッドの夫、銀行で働く下宿人・シンプソンに話を聞く。
帰り道、トッドが怪しいと言い出すヘイスティングスに
ポワロは慎重な姿勢を崩さない。
ところがトッドの夫から依頼を断る手紙が。
ポワロは意地でも事件の謎を解く決意をした――という話。
感想
ポワロの田舎嫌いが初回から炸裂(笑)
それまでノリノリだったのにだんだん不機嫌に。
ヘイスティングスとの対比がいつ観ても楽しい。
ああいうユーモアって大事ですな。
秘書のミス・レモン、ジャップ警部も初回から登場。
一見無関係に見えるコックの失踪(実は違うのだが)と
銀行の盗難事件がどう結びつくのかが面白いところ。
ラストでポワロが手数料1ギニーを額に入れて飾るのも面白い。
ミス・レモンに1センチ横って何が違うのよって話だが(笑)