懐かしの土曜ワイド劇場・山村美紗原作「京都再婚旅行殺人事件」を久々に観る

1988年5月7日土曜ワイド劇場にて放送。
原作は山村美紗の同名ミステリ。
主演は沢田亜矢子。時代ですねえ。
佳那晃子、中尾彬、黒沢年男、江藤潤、萩尾みどり、岡本富士太などが出演。

あらすじ

親友であるユミ(佳那晃子)の新婚旅行を見送りに空港に来た麻矢(沢田亜矢子)。

マヤという名前だけでサスペンスを感じるところではあるが、
その時、ユミの旦那・次郎の兄・太郎(中尾彬)を紹介される。

太郎と次郎って南極物語ですかって話だが、
ユミが新婚旅行から帰ってきて会った麻矢は太郎が自分に一目ぼれした話を聞かされる。

この時点でなかなかのジュクジュクコンビなのだが(笑)

そしてめでたく結婚することに。太郎ちゃんは再婚。
そして結婚式も終わり京都で太郎の母の墓参りをしたあとヨーロッパへ。

となるはずがない。
当然事件が起こるのだ(笑)

シャワーを浴びてりゃ太郎ちゃんに女から電話は来るし、
翌朝、目を覚ましたら太郎ちゃんは死んでいたのだ。

まあびっくり。いなくなるのが早いぜ太郎ちゃん。
そして狩谷警部(黒沢年男)のご登場。
かくして悲劇の幕は切って落とされたのだった――という話。

感想

ザ・土曜ワイド劇場感満載のお話。
バブルの頃なのだが、意外にバブル感はない。
フィルム作品のせいと舞台が京都だからなのかな。

密室状態で二人きりならそりゃ疑われるのが当たり前。
謎の女性、萩尾みどり。こういうの似合うなあ。

親戚たちは全員その女性のこと知ってんのに麻矢だけが知らない。
こういう設定があるといろいろ引っ張れますな。

やっぱりストーリーテラーとしては
なんだかんだ言って上手なのよね、山村美紗は。

まあでも、そんだけ死んだら犯人は自然とわかるでしょ(笑)
ていうより開始5分でわかるのだが、
その場合どうやってこの人が犯人なのかというのを見ていくのも楽しみ。

2005年にもテレビドラマ化されてんのね。
東ちづる、美保純、若林豪、長谷川初範、山村紅葉など。

見てないけど何となく想像はつく(笑)

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