1969年公開の男はつらいよシリーズ第2弾。
ヒロインは佐藤オリエ。東野英治郎、山崎努、ミヤコ蝶々などが出演。
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あらすじ
毎度おなじみ、といってもこの時点ではおなじみではないが
柴又へリターンしてきた寅さん(渥美清)。
ところが、惜しまれてるうちが花だとすぐに出て行く。
しかし、とくに行く当てもなく歩いていると
昔の恩師・元英語教師で今は塾を開いている坪内先生(東野英治郎)の家が。
懐かしくなって挨拶に寄った寅さん。
そこで成長した坪内の娘・夏子(佐藤オリエ)に一目ぼれ。
嬉しくなって坪内の家に上がり込んだ寅さんだが、
飲み食いし過ぎて病院に担ぎ込まれる羽目に。
さらにトラブルを起こして医師の藤村(山崎努)に大目玉。
トラブルはまだまだ続き、無銭飲食騒ぎを起こして寅さんは旅に出ることに。
1か月後、都合よく京都に旅行に来た坪内先生と夏子。
この広い日本でどうやればそう都合よく会えるのかどうかは知らんが、
啖呵売をしている相変わらずの寅さんに遭遇。
まだそんなことをしてるのかと叱られる寅さん。
しかし、寅さんには京都にいる理由がちゃんとあったのだ。
幼い頃に別れた母親・お菊(ミヤコ蝶々)がこの地にいると聞いてきたから。
ところが、お菊は連れ込み旅館で働く完全やり手ババア状態。
坪内先生と夏子に諭され、夏子とともにお菊に会いに行く寅さんだが――という話。
感想
天然の鰻が食いたいという坪内先生の気持ちはわかるなあ。
自分も高校時代に友達の家で食わせてもらった天然の鰻が一番美味いもの。
ぶつくさ言いながら釣りに行く寅さん。
こういう損得勘定なしに行動する時がないとね、人間は。
昔の京都の風景も見れるし。終わり方もいいなあ。
頑張れ寅さん、よかったね寅さんって感じ。