懐かしの土曜ワイド劇場「黒の環状線」を久々に観る

1980年2月16日土曜ワイド劇場で放送。
原作は山村美紗の同名ミステリ。
主演は安奈淳。オスカルですな。
出演は大出俊、中山仁、中尾彬、中山麻理、奈美悦子など
なかなか濃いメンバーが揃っている。

あらすじ

大学付属病院の薬局で働く薬剤師・千沙子(安奈淳)。
アメリカ留学から帰国の婚約者・日野助教授(大出俊)を空港に迎えに。

ところが、謎の美女・亜紀(中山麻理)に腕を取られ
立ち話をしている日野の姿を見て嫌な気持ちに。

やがて結婚式をあげて東北に新婚旅行に出た千沙子と日野だが、
その間に日野の恩師が何者かに刺殺されてしまう。

そして二人が帰ってきてから
クラブのマダム(奈美悦子)が毒殺される。
彼女は人気作詞家としての顔も持っていた。

日野の様子が日に日におかしくなっていくのを見て
千沙子の不安の気持ちは募っていく。

そして国会議員・黒川がひき逃げされ亡くなった。

3つの事件には関連があるのか、そして日野は関係しているのか。
事件に興味を抱き始めた千沙子の身に危険が迫ってくる――という話。


感想

まあ要するに交換殺人なんだけど、
タイトルの通りその人数を増やしているのが新味。
刑事の中山仁が劇中で指摘しているがいわゆる循環殺人ってこと。

亜紀は作詞家なわけだが新曲のタイトルが「私を殺して!」。
いいのかそれは(笑)

それなりに面白いことは面白いのだが、
何となく型にはまりすぎって感じがせんでもない。
そのあたりがものづくりの難しさですな。

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