名取裕子主演火曜サスペンス劇場・松本清張「指」を久々に観る

1982年7月27日火曜サスペンス劇場で放送。
火サス史上歴代ナンバーワン視聴率の28%を叩きだした。
主演は名取裕子。松尾嘉代、吉行和子、目黒祐樹などが出演。

あらすじ

クラブホステスの弓子(名取裕子)。
ある夜、ひょんなことから高級クラブのマダム・恒子(松尾嘉代)と知り合う。

誘われるままに恒子の高級マンションに向かう弓子。
そこで恒子に誘惑され、体の関係を持っちゃうわけですな。

レズの世界に入っちゃった弓子だが、
恒子の束縛というか異常な愛に辟易し、別れる決意をする。

それを悲観した恒子は自殺。
数か月後、弓子は金持ちの息子(目黒祐樹)と結婚することに。

しかし、新居として選ばれたのは
なんと自分をレズの世界に引きずり込んだ忌まわしいマンション。

ここには住めないと語る弓子を訝るボンボン。
そして弓子の過去を知る者が現れて悲劇の幕が上がる――という話。


感想

何回観てもなんでこれが最高視聴率なのかいまだにわからない(笑)
まあ名取裕子&松尾嘉代がレズってところがウケたのはわかるけど。
そんだけ2時間サスペンスにエロを求めていた時代というか。

話題性があったことは確かでしょうな。
しかしまあ、ドラマとしてはそんなに大したことはなくて。

毎度おなじみ主人公の過去を知る者が現れ、
過去を隠すために犯罪を犯した者が幸せを掴んだように見えて
そうは問屋がおろさないということで地味ーな刑事が真相を暴く。

平たくいえばそんなもんだ。
1979年、2006年にもテレビドラマ化。

1979年バージョンは前に観た。
2006年版はDVDになっているみたい。
他にDVD化した方がいいのはナンボでもあるような気はするのだが。

ま、そんなとこ。

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