1979年6月23日土曜ワイド劇場にて放送。
原作は山村美紗のデビュー作。
確か乱歩賞最終候補だったっけ。
主演は三田佳子。横内正、織本順吉、三ツ木清隆などが出演。
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あらすじ
海底油田開発のためにペナン島に旅立つ
夫・一郎(横内正)を空港まで見送りに来た亜木子(三田佳子)。
傍目には仲睦まじい別れのように見えたが、
実は二人の仲は冷え切っていた。
なぜなら亜木子は元は一郎と同じ会社に勤めていて
出世街道を歩く大岡専務(高橋昌也)の秘書であり愛人だったからである。
結婚後にそれを知った一郎は
2年のペナン島出張を二人の冷却期間におくつもりだった。
ある日、亜木子は友人に会いに行く途中、
一郎によく似た男を見かける。
ペナン島に出張中の夫がなぜ――。
そして翌日、ホテルで大岡専務が刺殺死体で発見された。
専務を殺したのは夫なのか。
亜木子は複雑な思いを抱えたまま、ペナン島に飛んだ――という話。
感想
原作は随分前に読んだような。
結構面白かったという記憶しかない。
亜木子ってこんなキャラクターだったっけ?
なんか推理小説マニアもしくは目指しているみたいな
どっちかといえば能動的な好奇心旺盛な人物だったような。
ま、そのあたりのキャラが違う気がする。
細かいところはチートも覚えとらん。
根上淳さんの現地女好きキャラがやたらと似合う。
海外駐在する人ってこういう感じの人いたんだろうね。
2時間サスペンスには欠かせないお方である。
ペンダントの謎はいったいどこへ行ったのやら(笑)
海外ロケしてるのは当時としては珍しい方かもね。
なんちゅうかキレイだけど表情のない三田佳子と
サングラス姿が似合うような似合わんような刑事の
織本順吉さんがやたらと印象に残る作品。