石井輝男監督新東宝映画「黒線地帯」を観る

1960年公開の新東宝映画。
主演は天知茂。三原葉子、三ツ矢歌子などが出演。

あらすじ

秘密売春網・黒線を追うトップ屋の町田(天知茂)。
自分を誘う女易者の言葉にのってポン引きの案内で連れ込み宿へ。

ところが、朝目覚めてみると隣に自分の追っていた女が死んでいた。
しかも、女は町田のネクタイで絞め殺されていたからたまらない。

急いで脱出した町田だが、自分の無実を証明する手がかりは
次々と何者かの手によって消えていく。

罠にはまった町田は何も知らずに麻薬入りの人形を運ぶ
美沙子(三ツ矢歌子)、謎めいた美女・摩耶(三原葉子)と知り合う。

自分を犯人と決めつける新聞記者・鳥井(細川俊夫)から
48時間の猶予を取り付けたものの、警察の捜査網をかいくぐり
罠を仕掛けた組織のことを町田は果たして暴くことができるのか――という話。


感想

ジャズとセミドキュメンタリータッチがうまくミックスした作品。
後の眉間にしわが寄りまくる天知さんよりこっちの方がいいですな。

貨車の上から船の上に移動するラストの決闘シーンが印象的。
役者って凄いよねえ。こっちは何気なく見てるだけだけど(笑)

地帯(ライン)シリーズとしていくつかあるけど、
これが一番まとまってていいような気がする。

こういう80分ぐらいのコンテンツを積み重ねていくってのも
原点回帰でこれからはありなのかもしれんねえ。

どこがやるのよって話だけれど。

記事作成・ライティングに関するお問い合わせ・ご相談

コピーライター育成オンラインアカデミー

最近の投稿

テーマ別

ページトップに戻る